デブは差別されてもいいのか

タイトルは10年ほど前にNewsweek誌で載ってた論文の内容ですわ。

 

そのアメリカ人女性が言うには「肥満だからといって、その外見で『怠惰な人間』とかそんなイメージで見られる。肥満だからといって何も努力していないわけではない。今や人種や民族性などに対するあらゆる差別が批判の対象となるが、「デブ」に対する差別だけは未だ世の中で堂々とまかり通っている」ってな内容だったように思う。

その著者自身もデブなんだそうだが、食事も制限していて更にジョギングもがんばっているらしい。それでも全然痩せないんだそうな。そういう人間もいるということを世間は理解しなければならないという主張です。

 

確かに体質で「太りやすい体質」「痩せにくい体質」ってのはあるんでしょう。男性か女性かによっても異なってきます。・・・が、ホンマに努力しても全く痩せないってことなんかあり得るんだろうか？？

 

言うちゃ悪いが、ワタシの感覚ではやはり一般論として「デブは理性がない。自己管理ができていない」

・・・という認識でいますわ。（もちろん、例外の人もいるでしょうが大抵は上記にあてはまってるかと）

別にデブだからって差別する気は毛頭ないが、「なんでこの人、こんな事態になる前にコントロールしなかったんだ？？」って目でワタクシは見てますよ、実際。

 

いや、「デブでもいい。見てくれが悪くてもいい。とっとと病気になって死んでも構わない。ワタシはそんなの気にならないのだ」って人はいるでしょうから、それは勝手にしてもらえればいいんですが、「なんでそんな状態で放置してるんだ？？」ってワタシが聞くと（ワタシは素直にこういう質問は男女問わずしますｗ）、「努力はしてるが痩せない」って答えがよく返ってくる。

これ、ホンマだろうか？？

 

例えば、1日の摂取カロリーを1500くらいに抑えたとする。1500なんて数字は重労働もしてない人間にはそないに極端にキツイ数字ではない。その上で、週あたり20キロ走っても全く痩せない人間ってのはいるんだろうか？？

デブな女性に「一週間に20キロ走ってみ。確実に痩せるはず」といっても、「そんなに走る体力がない」だの「時間がない」だのって答えが返ってくるが、そんなことを抜かしてるからデブまっしぐらなわけです。

 

はじめに体力がなくて20キロを走るのに時間を費やしたとしても、人間の持久力ってのは訓練でついてくるんで、10キロを1時間くらいで走るまでにそない大層な努力は必要としません。

つまり「20キロ」ってのは土日に1時間ずつ走る程度の運動量ですわ。

 

その程度の運動量とはいえ、脂肪の消費には十分と思われるんだが、これを行なっても1ヶ月1キロ足りとも痩せないデブな人間っているんだろうか？？この程度の努力もせずに「痩せる努力をしている」とは言えんでしょ。

 

別にデブだからって人様に迷惑をかけるわけでもないんだが、それでも公共の交通機関などを利用しているときにデブが隣に座ってきたら損した気持ちになる。その威圧感、並びに自分の領域が侵されていい気持ちがするわけない。

 

そう思われないためにも、ワタクシはコデブになった段階で「本格的なデブ」になることを回避すべく努力するのであります。