ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

DEATH NOTE

昨日、デスノートの実写版の映画、テレビでやっとりました。
ちょっと原作とはストーリーを変えてましたが、後編の展開を想像するに、原作とはだいぶ変えて終結させるようですな。
まぁ原作のほうがやっぱりおもろいです。
「L」のキャラを実写で表現するのは難しいでしょう。

何度もここで取り上げてますが、簡単にデスノートのあらすじを。
名前を書き込めば人を殺せるという死神所有の「デスノート」を偶然手にした天才青年ライトが、独自の正義感からそのノートで「キラ」として世界中の犯罪者たちを消していくわけですが、それを阻止するためキラを突き止めようとするLという青年、もしくはその継承者たちと頭脳戦を繰り広げていくというもの。

少年ジャンプで連載されてたもので、少年誌・・・つまり、10歳前後の子も読んでるわけですが、そのような対象とは思えないほど高度な内容で、ジャンプならではの無理な引き伸ばしもなく、人気絶頂のまま原作者の意図通りの終結を迎えとります。

あまり詳しい話をするとこれから原作を読む人、映画を観る人に問題なんで避けますが、最終の12巻での主人公ライトのセリフを以下に。
追い詰められたライトは自分の世界観を最後に主張しております。

人間は幸せになることを追求し幸せになる権利がある。
しかし一部の腐った者の為に不意にいとも簡単にそれが途絶える。
・・事故じゃない。腐った人間が生きていることによる必然。
僕がノートを手にした時、いやその前から・・世の中は堕ちる所まで堕ち、人間は腐る所まで腐っていた。
突き詰めれば人が幸せになるのに害のある者かない者か・・・
生きるに値する者かしない者か・・・
悪は悪しか産まない。
意地の悪い人間が悪事を行い世にはびこるならば、弱い人間はそれを習い、自分も腐っていき、
いつかはそれが正しいと自分を正当化する。
悪は・・腐ったものは・・
なくすしかない
(略)
悪い人間は裁かれる・・
人に害を与える人間も裁かれる、それだけで人間の意識は変わってくる。
人として正しい生き方に気づき始める。

幸せになる権利、それは皆に平等にある、いやなくてはならない。
それは他の人間を攻撃したり、陥れたり、ましてや殺す事で得るものではない。
互いの幸せの邪魔をすることなく、互いの権利を尊重し、個々の幸せを求めていくことが、
人間同士のあるべき姿。
(略)
腐った世の中・・
政治・・・司法・・・教育・・・
世の中を正していける者がいたか?
しかし誰かがやらなければならない
ノートを手にしたとき思った。
僕がやるしかない。

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