ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

[歌詞・和訳]Toto - Africa

 
アフリカ
 
今宵に響き渡る太鼓の音に耳を澄ます
でも彼女の耳に入るのは静かな会話の囁きだけ
彼女は12時半のフライトでやってくる
月明かりに照らされた翼は僕を救済へと導く星々を映し出す
道端で一人の老人を呼び止めた
いにしえの言葉と太古からの旋律に出会えることを期待して
彼は振り返りざまこう言ったかのようだった
”いそげ若者よ、それは彼の地でおまえを待ちつづけている”
 
君から僕を引き離そうとも骨が折れることだろう
百人やそれ以上が束になっても何も変わりはしない
アフリカに降りそそぐ雨を讃えよう
未知なることを為すには多少の時間も必要となるのさ
 
野犬の遠吠えが闇夜を引き裂く
孤独の仲間たちを切望し、不安を募らせるように
正道を歩むのみであることはわかっている
セレンゲティの地にオリンポスかのごとく聳えるキリマンジャロのように
僕は心の奥底への瘉しを模索している
自分の今ある姿に怯えながら
 
君から僕を引き離そうとも骨が折れることだろう
百人やそれ以上が束になっても何も変わりはしない
アフリカに降りそそぐ雨を讃えよう
未知なることを為すには多少の時間も必要となるのさ
 
”いそげ若者よ、彼女はあの地でおまえを待ちつづけている”
 
君から僕を引き離そうとも骨が折れることだろう
百人やそれ以上が束になっても何も変わりはしない
アフリカに降りそそぐ雨を讃えよう
アフリカに降りそそぐ雨を讃えよう
アフリカに降りそそぐ雨を讃えよう
アフリカに降りそそぐ雨を讃えよう
アフリカに降りそそぐ雨を讃えよう
未知なることを為すには多少の時間も必要となるのさ
 
 


Toto Africa Lyrics (high quality audio)

 

 
B面を含めると全てのトラックがシングルカットされたというお化けアルバム「Toto IV」(1982)に収められているTotoの最高傑作というだけでなく、洋楽が一番輝いていた80年代の中でも代表するトラックです。
 
83年のグラミーで「IV」は最優秀アルバム賞を獲得し、それに収録されている「Rosanna」が最優秀レコードを受賞しましたが、ひねくれた評論家による選曲であって普通に考えてダントツに優れてるのはこの「アフリカ」ですわ。
Billboardで1位を獲得しているのみならず、YouTubeのオフィシャルも本曲が再生回数3億回近いとTotoの楽曲でも群を抜いてます。
 
デヴィッド・ペイチスティーヴ・ルカサージェフ・ポーカロ/スティーブ・ポーカロ兄弟などスタジオミュージシャンで結成されたTotoですが、この天才集団ならではの演奏から曲の構成、プロデュースなど非の打ち所がない楽曲と言えます。
ちなみに「IV」はグラミーでは録音賞も受賞しており、音のこだわりも相当なもののはず。
 
昔のシングルヴァージョンは何かとオリジナルを端折るので実は「アフリカ」のオフィシャルPVもシングルヴァージョンゆえにいまいちです。やはり上のリンク先のようにアルバムヴァージョンを聴いてもらいたいところ。
 
ペイチによると「アフリカ」は個人的な愛というよりもアフリカ大陸に対する愛を歌ったものだとのこと。
幼少時の彼はカトリック教の学校に通っていたようで、教わった教師の幾人かはアフリカでの布教活動の経験もあったことからそれにインスパイアされたようです。(Wikiより)
この歌詞における「君」「彼女」とは「アフリカの民」、もしくは「アフリカの大地」のことを指すのかもしれません。
 
最後のくだり”I bless the rains down in Africa”のリフレインはホンマ何度聴いてもお涙ものです。
 

 
Africa
 
I hear the drums echoing tonight
But she hears only whispers of some quiet conversation
She's coming in 12: 30 flight
The moonlit wings reflect the stars that guide me towards salvation
I stopped an old man along the way,
Hoping to find some old forgotten words or ancient melodies
He turned to me as if to say, 
Hurry boy, it's waiting there for you
 
It's gonna take a lot to take me away from you
There's nothing that a hundred men or more could ever do
I bless the rains down in Africa
Gonna take some time to do the things we never have
 
The wild dogs cry out in the night
As they grow restless longing for some solitary company
I know that I must do what's right
As sure as Kilimanjaro rises like Olympus above the Serengeti
I seek to cure what's deep inside
Frightened of this thing that I've become
 
It's gonna take a lot to take me away from you
There's nothing that a hundred men or more could ever do
I bless the rains down in Africa
Gonna take some time to do the things we never have
 
Hurry boy, she's waiting there for you
 
It's gonna take a lot to take me away from you
There's nothing that a hundred men or more could ever do
I bless the rains down in Africa
I bless the rains down in Africa
I bless the rains down in Africa
I bless the rains down in Africa
I bless the rains down in Africa
Gonna take some time to do the things we never have
 
 
Songwriters: JEFF PORCARO, DAVID PAICH, KARL WOLF
 
 
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