ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

[歌詞・和訳]The Doors - The Crystal Ship(水晶の舟)

 
水晶の舟
 
君が無意識な状態へと滑り込む前に
もう一度口づけをしたいんだ
もう一度瞬く至極の機会
もう一度口づけを
もう一度口づけを
 
輝かしい日々と苦痛に満ちた日々
君の優しい雨が僕を包み込む
君が駆け抜けた時間はあまりに狂気に満ちていた
僕たちは再び出会うだろう
僕たちは再び出会うだろう
 
あぁ君の自由とする場所を教えてくれないか
その街は死を知らない地にある
僕を解き放してくれ
君が涙を流すべき理由から
僕が飛び立つべき理由から
 
その水晶の舟は満たされつつある
千人の女の子と、彼女たちが抱く千の高揚感で
君の人生の中で迎える百万もの岐路
僕らが戻ってきたその時
僕は手紙をしたためよう
 
 
 


The Doors - The Crystal Ship

 

 
ドアーズのデビューアルバムに収録されている佳曲です。全米1位になった「ハートに火をつけて」のB面にも収録されています。(1967)
詩人であるジム・モリソンならではの歌詞ともいえますが、何が言いたいのかサッパリわかりませんw
 
・・が、どうも薬物が絡む歌詞のようです。
”Chrystal”は覚せい剤の一種であるメタンフェタミンを指すらしく、”Ship”は注射針、”Kiss”は薬物注入の隠語とのこと。
薬物漬けのモリソンは当然それらのことは知っていたと思われ、それを意識して書いた可能性が高いようです。
 
モリソン自身は別れた実在の恋人のことを書いた”別れのラブソング”であるとしています。
 

 
The Crystal Ship
 
 
Before you slip into unconsciousness
I'd like to have another kiss
Another flashing chance at bliss
Another kiss
Another kiss
 
The days are bright and filled with pain
Enclose me in your gentle rain
The time you ran was too insane
We'll meet again
We'll meet again
 
Oh tell me where your freedom lies
The streets are fields that never die
Deliver me from reasons why
You'd rather cry
I'd rather fly
 
The crystal ship is being filled
A thousand girls, a thousand thrills
A million ways to spend your time
When we get back
I'll drop a line
 
 
Witer: Jim Morrison
 
 
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