ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

熊野大花火~獅子岩の撮影スポットのようす

まず最初に断っておきたいのは「獅子岩(ししいわ」という獅子のかたちをした岩をシルエットにして花火を撮る場所が「撮影スポット」として最適なのかもしれませんが、あくまで絵として切り取る上で最適なのであって、「花火鑑賞」という点ではこれには全くあてはまりません。

会場のマップは以下です。

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獅子岩というのは上のマップの一番下にあります。
つまり、メインの花火打ち上げ場所から結構離れた位置になります。
離れた位置どころか、ラストの鬼ヶ城の大仕掛を始め半分ほどの花火は獅子岩が邪魔して全く見えません。
単純に花火を鑑賞する方はこんなところに来てはいけませんw

熊野大花火の打ち上げは1万発とそれほど多くはありませんが、この大会の見どころは「音」です。
えげつない「音圧」を全身を通じて感じれるのがこの大会の魅力です。それは爆発した花火から直接くる音圧と背後の山に反響して返ってくる音圧の相乗効果で増幅されます。
ですので、普通に鑑賞される方は獅子岩なんかに寄り付かず、ぜひとも各ゲート前にて近くで鑑賞していただきたい。

話は逸れましたが撮影場所の獅子岩に話を戻します。

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当日昼前に獅子岩方面から鬼ヶ城方面を望む。
獅子岩周辺まで来るとガラガラです。


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獅子岩です。
鬼ヶ城側から見ても獅子っぽくありません。

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(2017/08/17 11:48)
昼前には主要な場所には既に三脚が立ってます。
当日列車で来る方は相当場所取りは厳しいと思います。

この下の法面もいたるところで三脚が。
それでも私は半ば強引に法面に三脚を立てることに。周辺は三脚が立ってるのみで人は全くおらず、最後発なので後で周辺とトラブルにならないか若干心配しながら私も場所を離れます。

徒歩10分ほどのところに大きいスーパー(イオンとオークワ)があるので買い出しやお手洗いはそこを使うのもよいかと。
(会場内にも特設トイレはあります)

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時間つぶしに世界遺産熊野古道である松本峠への階段を少し登る。
私の亡くなった祖母が住んでいたところです。

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駅近くの記念通りは歩行者天国になっていて屋台が並んでました。めちゃいい匂いがしてきます。

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(13:28)
次々とツアー客が会場になだれ込みます。

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(15:39)
最初に陣取った組の後ろにデカイ三脚と脚立が新たに並んでましたw
この中には新聞社などのプロも含まれています。

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足場の悪い法面で時間を潰すのは到底ムリなので獅子岩近くの浜辺でシートを敷いて寝転びながら時が来るのを待ちます。

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(18:22)
打ち上げ開始時刻から1時間を切ったので三脚にカメラを取り付けます。

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獅子岩より更に花火から遠ざかる南側にも観覧客がいました。

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撮影スポットの法面のようす。
熊野の大会の場合、浜辺の観覧場所は杭やロープを張って場所取りをすることが通例となっておりますが、三脚を立てるこの撮影スポットでこの慣例を持ち込むのはいかがなものか。
常識レベルで三脚を立てる以外の場所取りはマナー違反と言わざるを得ないでしょうよ。

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さて、私の場所取りですが、隣の方が優しい年配のかた(60代くらい)で清々しい挨拶をお互い交わして事なきを得ました。
とある女性は午後から三脚を法面に立てようとして、頭上のほうからクレームが入ったりしてたので何もなかったのは一安心です。

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(18:48)
開始直前の法面のようす。
それにしても通常の観覧と撮影スポットが自然にこれだけクッキリ別れているというのも珍しいんじゃないでしょうか?(花火会場ではよくあることなんかな?)

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豪華客船に明かりが灯りはじめます。

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(19:10)
打ち上げ開始です。