神戸ルミナリエ2016

「この世界の片隅に」「君の名は。」という傑作アニメ映画2本を1日で観るという出不精ならではの「どうせ出かけるならいっぺんに」という強行スケジュールを組んだのですが、この2つの映画、同じ映画館で観るのは上映時間の関係で厳しかったので別々の離れた映画館で観ることに。

間に空き時間ができてしまうのでルミナリエの撮影に費やすことにしました。

しかし、このルミナリエの撮影もなかなか過酷です。

（2016/12/03）

この日は土曜だったため、えげつない行列が数キロ、三ノ宮～元町の封鎖された道路をグルグル廻って並んでいます。会場まで結構な距離を歩くことになります。

大丸も綺麗にライトアップされてました。行列を歩きながら撮影ｗ

並びはじめて1時間が過ぎようとしたところで、やっと見えてきました。

最初に出迎えてくれる小さなイルミネーション。

光のトンネルまですぐそこです。

トンネルを抜けると東遊園地という公園にたどり着きます。

東遊園地ではこのイルミネーションが待っています。

昨年は強風で一部のパネルが倒れて大変なことに。

今年はピアノ線やその他を強化して風速30ｍに耐えれるようになっているそうです。

このブログでは恒例のルミナリエ波動砲ｗ

さて、忘れてはならないのがルミナリエはそこらの都会にありがちなイルミネーションとは全く趣旨が違うということです。

あくまで阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂と後世にこの災害を語り継ぐことを目的としております。

東遊園地には「慰霊と復興のモニュメント」というのがあり、モニュメント内では多くの震災の犠牲者の名前が記されています。

この日は48万人を超える来場者がいたようですが、モニュメント内は驚くほどひっそりとしていました。

やはりイルミネーションを楽しむだけではなく、震災のことについても少しは思いを馳せてほしいものです。

笠岡の中学生たちが素晴らしいメッセージを残してくれてました。

「1・17　希望の灯り」

東遊園地にてずっと灯されている火です。