強く儚い者たち & Raining ～ Coccoは「生き延びた」

強く儚い者たち & Raining - ap Bank fes 10 - Cocco with Band Band LIVE

ステージに出てきて冒頭、「かわいい～」の観客の声援に対して「うるさい！」の返しが相変わらずのCocco節で笑けますが、それにしてもその姿は「大丈夫か？」というくらいに痩せています。

2009年の雑誌で拒食症と自傷行為に苦しんでることを語っているといいますから、このフェス（10年）の時に痩せていたのもそのためでしょう。

・・が、歌い始めたらその力強い声に痩せていることなんか吹き飛ばされてしまいます。

またこのフェスの時の天候が素晴らしい夏の天気でCoccoの歌詞とマッチしていて、大勢のオーディエンスの前で歌う姿がとても美しい。

私はあまり音楽番組とか観ないので知らなかったんですが、最近でもMステに出演したりやツアーをやったり、しかも女優業のほうなんかも順調のようです。

Coccoももう間もなく40歳になろうとしてるようで、「生き急いでいるつもりが、生き延びた側になっていてビックリ」と最近の産経新聞のインタビューで語ってます。

先の09年の雑誌ではノースリーブで腕が傷だらけの姿を表紙やグラビアで曝け出していたようですが、その傷の中に「LIVE（生きる）」と読めるものがあったそうです。

兎にも角にも生き延びてよかったと。