ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

十三・ションベン横丁の火災現場と喜八洲のみたらし団子

梅田で撮影した帰りに実家に寄ることにしたのですが、おみやげに十三にある喜八洲のみたらし団子を買おうと十三(じゅうそう)駅に途中下車しました。

・・が、西改札口が閉鎖されておりました。
そう、関西の方はご存知でしょうが、3月7日の朝早くに発生した大規模な火事によるものです。
付近の建物が倒壊する恐れがあるため、この改札口を閉鎖しているのでした。

イメージ 1

この火事は朝6時頃に発生したのですが、中央区付近にあるお天気カメラからでも淀川を超えた位置にあるこの十三の火事の煙が見えるほどで、被害は1500平方メートルにも及ぶ大規模なものでした。

火災現場はションベン横丁と呼ばれる飲食店街です。

〈ションベン横丁〉 
戦後、空襲で焼け野原となった阪急十三駅西口一帯に飲食店が集まった繁華街。近くにトイレがなく、酔客が線路沿いの壁に用を足していたことからこの呼び名がついたという。南北約150メートルの狭い路地沿いに大衆酒場やホルモン焼き店など約50店が集まり、サラリーマンらの憩いの場として親しまれている。

イメージ 2


幸いけが人などはなかったようですが、35店舗も焼けたとのことで被害に遭われたお店の方はもちろんのこと、利用してきたお客さんも何ともお気の毒です。

イメージ 3



問題はもともと狭い路地だったため、この場所で再建する場合は道路幅を4m拡幅させて8mを確保した状態にしなければならないらしく、そうなると殆ど店舗分の面積がないとのことです。
あるお店は常連客からの強い要望で再び店を営業することにしましたが、ションベン横丁から数百メートル離れた土地で再開するらしいです。
行政側がどう判断するか知りませんが、この横丁の再建は難しいところでしょう。

さて、その火災現場のすぐそばにあるのがみたらし団子で有名な「喜八洲(きやす)総本舗」です。

イメージ 4

イメージ 5
注文してからその場でその本数分を焼いてくれます。

イメージ 6

気取らない街・十三がまた発展することを願っております!