東芝が技術漏洩でハイニックスを提訴：サムスンから盗まれ続けた日本の技術

東芝の関連企業に在籍していた男が韓国のSKハイニックスへ不正にNAND型フラッシュメモリの技術を提供し逮捕されました。

その逮捕の事実に伴い、東芝はハイニックスを提訴しましたが当然の措置です。

この男は「一生遊べる金」をハイニックスから報酬として受け取ったようですが、不正に資料を提供したからこそ今回は逮捕されましたが、似たような売国奴は元東芝社員とかでウジャウジャいます。

NAND型フラッシュメモリはその典型でしょう。

NAND型は不揮発性記憶素子のフラッシュメモリでUSBメモリやSDカード、携帯などに使われている今やなくてはならないもので、80年代後半に東芝が開発した技術です。

この技術があっという間にサムスンに真似されて、今や世界シェアでは東芝より上をいってます。なぜこんなことになってしまったのか。

東芝は90年代後半から2000年台前半頃（くらいだったかな？）、非常に経営が低迷してました。

例えば東芝本社に入社した新卒が入社した途端に地方の子会社に転属させられるような状態で、リストラも相当あったと記憶しています。

経営状態が悪いために研究費も相当削られるわけですが、東芝が開発したNAND型も例外ではなかったようです。

そんな思うような研究ができない技術者たちに忍び寄ってきたのがサムスンです。

サムスンは週末の度に技術者を韓国へ呼び寄せ、女を侍らすなどして接待、彼らを口説きます。（この週末接待を東芝の技術者にしたかは定かではありませんが、こんな行為を日本の技術者にしていたのは事実です）

東芝なんかとは比べ物にならない年収を提示された技術者は次々とサムスンに転職していきました。

今回の逮捕事件と異なり、大抵の場合は技術者の「頭のなか」に技術データがあるので、さすがにそれで技術が流出しても東芝がとる法的手段はありません。

まぁこういうサムスンに転職していった輩に対して「カネに目が眩んで、東芝や日本を裏切った売国奴」と罵りたいところですが、彼らはカネだけが目的でサムスンに行ったわけではないでしょう。やはり、自分たちの研究を邁進したかった面も大きかっただろうと察します。

要は一時的に経営が苦しくなったからといって、使うべきところにカネを使わなかった東芝の経営陣が一番アホなわけです。

これは日本の大手電機メーカーどこにでも言えることで、結局はみんなサムスンなどの韓国企業に技術が流れて、今の日本メーカーの凋落に至っております。

サムスンはホンマ抜け目のない企業です。

自分たちのところに技術が全くないものだから、危機意識の低い日本から盗むことしか考えてません。日本の技術者に対するリサーチは相当なものです。

私は底辺を這いずりまわっている負け組なので、こういう話とは何の縁もありませんが、私の身内には勝ち組の技術者がおります。サムスンはその身内にも数年前アプローチをかけてきました。

恐らくべらぼうに高い年収を提示されたであろう彼は心が揺れ動いておりましたが、私の方からはとりあえず「法的に問題なければどんな職に就くのも構わんが、サムスンに行った場合は即刻お前と縁を切る」とだけ伝えておきましたｗ

取り敢えず、彼は今のところは日本の企業で踏ん張っております。

サムスンにヘッドハンティングされた日本の技術者は数年もすればサムスンからポイ捨てです。必要な技術さえ抜き取ったら用なしだからですな。

今や日本から大概の技術を盗んで大企業となったサムスンは一時期より日本からの引き抜きも収まっているようです。もう盗めるものは全部盗んだんでしょう。

ハイニックスという韓国企業、世間ではあまり知られてなかったかもしれませんが、私は以前から企業名は知っていました。

ある日本製の電気製品を分解したら、ハイニックスのメモリが使われていたからです。「Hynix？？どこの企業や？」と当時ググったら韓国の現代（ヒュンダイ）系の企業と出てきて、虫唾が走った次第。

もう我々もホンマ、韓国製の電化製品なんか絶対買うべきではないし（まぁ日本人は殆ど誰も買ってないけどｗ）、日本のメーカーも安いからといって安易に韓国の半導体とか使うのは辞めるべき。

韓国企業が不正に日本から取得した技術によって日本に与えた損害は何千億ってな単位ではなく何兆、何十兆というレベルのはずです。

んなことをウダウダと書きながら、日増しに韓国への憎悪が膨らみ続けている私です。