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一応、風景写真がメインです

日曜劇場「半沢直樹」第6話・第二シリーズも最高の滑り出し

今朝のTBS「サンデー・モーニング」でも半沢を取り上げるなど、TBSでは何かと関係のないとこで半沢を取り上げて無理からに煽る・・・こういう行為に半沢を見たことがない人なんかは尚更嫌悪感を抱き、「意地でもみるか!」となることもあるでしょう。

・・が、この日曜劇場「半沢直樹だけに関しては、「周辺の変な盛り上げに釣られたくない」みたいな感情で拒否するのは非常に勿体無い話です。

第五話までの第一シリーズ、これは悪役の大阪支店の浅野支店長(石丸幹二)、小木曽次長(元ビシバシステム緋田康人)などの脇役がすごすぎたんで、第二シリーズで配役が変わることでおもんなくなる可能性もあったのですが、いやいや、全く衰えることなく、めちゃくちゃおもろいままでホンマ安心しましたわ。

出向で飛ばされた半沢の同期・近藤(滝藤賢一)がまたもイジメられて病気になる一歩手前だったところを半沢が救い、半沢の近藤に対する言葉、または彼の信念に基づいた行動を見習い、近藤が出向先で大きな声でブチ切れたシーンにはホンマ溜飲が下がる思いでスッキリしましたわw

職場でいろんなことを我慢している方々は世の中にいっぱいいると思います。
近藤を見習って大きな声でブチ切れてやってくださいww 
冗談抜きでこれはひとつの解決策です。



また半沢が大和田常務(香川照之)に対して「土下座をする人の気持ちがわかるか」と食い下がるシーンでは、過去に自殺した自分の父親が若き日の常務に対して土下座していたことを思い出しながらいうセリフなのですが、半沢の目からは一筋の涙が。

・・と、観ている視聴者も感傷的にさせたと思ったら、今度は金融庁検査で関係者が列をなして銀行にやってくるわけですが、その列が十戎のように前から裂けて奥から現れてくるのが、国税庁トップとして前回半沢に玉砕し、今度は金融庁に返り咲いたオカマ(?)の黒崎(ラブリンこと片岡愛之助)w
2chで一番盛り上がったのはもちろんこのラブリンの登場でして、眼と鼻の先まで近づいて半沢を睨むラブリンのシーンで今回は終わるわけですが、もう爆笑せずにはおれないシーンで、ホンマこのドラマはたった1時間半(今回は25分拡大版)で視聴者をいろんな感情に翻弄させるんですなぁ。

私はこれまでの日本のドラマで最高なのは「独眼流政宗」と思っていたのですが、とうとうそれを超えるレベルにまで達していると思います。

2ch実況で消化した本スレは26本(つまり2万6000のコメント)。
24時間テレビの本スレが60本ちょっとなので、いかに半沢にすごい勢いがあるか分かるかと。
しかも24時間テレビとか大概の番組は批判のコメントが大半なわけですが、半沢に関しては9割5分が好意的なコメントでこれは実況としては異例。

日テレは24時間テレビの大島のゴールをわざと21時以降の「行列」にずらしこむ手段をとりましたが、半沢の数字にどう影響するか。
明日のビデオリサーチ社の視聴率発表が楽しみです。


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視聴者に大人気の悪役ラブリン