[ドラマ]「逃げるは恥だが役に立つ・新春スペシャル」コロナを持ち込んだ是非
もはや国民的ドラマなので誰しもがこの新春スペシャルを視聴したでしょうが、恋愛モンが苦手な私でも「逃げ恥」だけは別ですw
コロナ禍で各局のドラマの制作が止まったときにも「逃げ恥」が再編集で放送されてましたが、その再放送を視聴したにも関わらわず、年末年始の一気再放送も見てしまいましたw
そして満を持しての「新春スペシャル」です。
しかしながら、OA中、5ちゃんの実況を見てましたが結構批判的なものが多数でした。
「面白みがない」「説教臭い」「コロナを絡めて話が暗い」ってな感じです。
「説教臭い」ってのは結構このドラマ、今回は(以前の逃げ恥より増して)主張が強い部分があり、その主張は結構リベラル寄りです。
・夫婦別姓
・育休(ドラマでは旦那は計2ヶ月も取る申請を会社に提出)
・育児に対する夫の役割(旦那が嫁に「全力でみくりさんをサポートします」と言っただけで怒られる)
・「マタニティーブルー」は妊婦だけではなく旦那のほうにもある
などなど保守のオッサンらからするとイラつく部分も多数あるのかと。
妊娠期間、出産直後の苦悩を中心にしたストーリーのうえに、みくり(新垣結衣)の叔母さんの百合ちゃん(石田ゆり子)に子宮がんが見つかるなど基本「コメディドラマ」であるはずが全体的にちょっと重い内容に。
そして今回はドラマの中で具体的に令和後の「年月日」を冒頭からシーンごとに表記していました。
つまり、コロナ禍に突入する過程もドラマに取り入れたのです。国内の「人気ドラマ」で「コロナ」を持ち込んだのはこの逃げ恥が初ではないでしょうか?
これには是非があるでしょうがそのチャレンジ精神には賛辞をおくりたいところ。驚いたのがドラマのなかで志村けんが亡くなり、ドラマの人物たちが落ち込むシーンまでありました。
ぶっちゃけ、寝不足の私は最後の方は半分寝てましたが、エンディングのイントロで飛び起きました。
そう、このドラマの締め「恋ダンス」ですわ。
ガッキーももちろんいいんですが、石田ゆり子の楽しそうなダンスがホンマよくて、今回は主役二人と並んでトリオで踊ってる場面が多く、このドラマで存在感が増したことでの格上げと思われます!(勘違いかもしれませんw)
もうこれの新バージョンを見るだけでもドラマの細かいところは吹っ飛んで「見てよかった」と満足感と幸福感が得られます。
いやぁ、TBSのドラマは去年も「半沢」含め一人勝ちって感じでしたが、今年も最初から頑張りましたな。ドラマについてはTBSは他局と次元の違うところにいると個人的には思ってます。
それにしてもコロナで生活が一変してしまった今、映画やドラマもコロナを無視し続けるのは難しくなってくるかもしれません。