ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

阪神大震災から18年:地震で死なないために

昨日は大きなニュースが立て続けにおこったせいもあるんでしょうが、さすがにこの阪神大震災の報道も小さくなってきておりますな。
規模も被害もより甚大な東日本大震災が起こったため、阪神大震災は霞んでしまってる傾向にありますが、今後我々日本人がまた体験するであろう震災というのはその大多数が都市型の阪神大震災に近いものだと思うのです。よって、この震災の体験というのは絶対風化させてはならない。
 
震災直後はもちろん消防車も自衛隊もすぐには来てくれない。瓦解した家屋から家族や知人を助けるのも、自分たちで行わなければならず、当然それまで気づいてきた地域のコミュニティというのが重要になってきます。
私も含めマンションの隣近所に誰が住んでるかサッパリという方も多いでしょうが、積極的に自治会に参加するなど地域の絆を深めておくのは大事なことです。
 
震災時は水道・電気・ガスなどのインフラも止まってしまうことを想定しなければなりませんが、例えば一番重要な水に関していうと、給水車がやっくるのは地震発生から24~48時間以降であることは想定しておくべきでしょう。大した被害のなかった私の住んでた尼崎ですらそれくらいかかりました。それまで使用する水は常に自分たちで事前に確保しておく必要があります。給水車は近くにきてくれるとは限らず、水は重いものです。その運搬方法も備えておくべきでしょう。
 
また、ここで何度も申してますが、阪神大震災で亡くなった方の大半は家具の倒壊などによる圧死です。
大した被害のなかった私の近所でもこれで数名の方が亡くなりました。
寝床では家具などが倒れても死なないように配置してください。
 
我々が死ぬまでに何かしらの大地震がまたやってくるでしょう。お互い死なないように備えておきましょう。
 
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神戸長田区の復興のシンボルとなった鉄人28号のモニュメント。