アトピーの本当の原因は「油」なのか？！（1）
10年以上前にとある大学生が自殺しました。
彼は浪人の末、苦労してやっと関西でもトップクラスの私立大学に合格したのですが、浪人中も含め、ずっとアトピー性皮膚炎に悩まされていたそうです。
その症状は非常に重く、睡眠が毎日殆ど取れなかったほどだったといいます。そんな過酷な生活の中、苦労してやっとの思いで大学に進学したのですが、病は収まらず、結局彼は死を選択した・・・という報道でした。
もちろん社会的には大きく扱われなかった事件ですが、何とも痛ましい話で改めて病気の深刻さを認識させられ、個人的には大きく印象に残った事件でありました。
アトピーなどの皮膚炎で悩まれている方・・・それは本人のみならず、自分のお子さんをはじめ家族などにその症状があってつらい思いをされてる方も多いと思われ、現代病ゆえに、その数は年々増えていってるのではないでしょうか。
こういう人の弱みにつけこんで信者を増やそうとデタラメを流布するクズ宗教団体はとっとと世の中から消えてもらうべきですし、潰すべきでありますが、ここまでクズでないにしろ、アトピーを商売につなげようと胡散臭い業者が多いのも事実で翻弄されてる患者も多いとも思われます。
※例えば浄水器や塩素除去の装置、ダニを寄せ付けない布団など
まず断っておきますが、これから話すことはええ加減な興味本位半分で記事にするのではありません。
当たり前の話、私が何かの商品を売りつけて儲けるわけでもありません。
冒頭で自殺した方の例を挙げたように、この病気の悩みは深刻と認識しております。
んで、アトピーに関してはいい加減な治療法が世間を跋扈してますが、今回とりあげる「油」の話は恐らく非常に確度の高い治療法と思われます。
世間的にどれくらい認知されて治療法なのか不明ですが、私は結構アンテナを広げているつもりにも関わらず、昨日まで知らなかったということは未だご存知でない患者の方もおられるかもしれない。
または身の回りで悩んでおられる方がいたとしたら、「こういう副作用なしの治療法もあるよ」と教えてあげるのもありかと思います。
私は特に深刻なアトピー患者でもないんですが、ちょっと実体験からお話させていただきたい。
幼少からどちらかというとアレルギー体質で、皮膚も強いほうではなく、アレルギー性鼻炎でもありました。
そんな私が、10年ほど前の20代の時に親元を離れて一人暮らしを始めたわけです。
一人暮らしをはじめてしばらくすると、なぜか体中が痒くなってきたのです。
もともと落ち着きのない人間なので、痒くなったりすると躊躇することなくドンドンかいてしまいます。
気がついた時には酷い状態で、下着や布団のシーツなどに血が付いてしまう状態でした。
相当悪化してから、京阪神でも有名なとある皮膚科に通いました。
そこでは症状の改善に合わせて、ステロイド剤を徐々に控えめに調合していく塗り薬を診察の度に与えてくださり、それなりに改善はしていったのですが、その病院を離れてからも症状がわずかにぶり返すこともしばしば。
・・が、ここ1ヶ月の間にまたも急に痒みが出始めたのです。
今回は以前のように何も考えないで掻きむしるという行為はしないので、そないな悪化はしてないのですが、体になにか異変があるのは明らか。
※実際には難しい話ですが、当たり前の話、患者は皮膚をかくという行為は極力避けなければなりません。極端な話、「手で自分の皮膚に触らない」くらいの意識を持ったほうが良い
じゃあ、この体質の異変はなんなのか？？という話になります。
過去に悪化した場合もそうですが、一体何が原因で痒くなったり収まったりするのかということです。
これは病気を経験した方なら恐らくあると思うですが、発症中においても日によって調子がよかったり悪かったりと明らかに波があるのです。
何か原因があるはずなのですが、それは昔も今回も考えてもよくわからないわけです。
親元にいるときは起こってなかったのに一人暮らしをはじめて度々痒くなるのは何なのか？
部屋が汚いせいか、もしくはやはり食事が悪いからなのか。
・・食事だとしたらそれの何が悪いのか、何かの食物にアレルギー反応が出てるのか。
考えてもわからんので、何かの指針になるかと思い、アマゾンで「アトピー」と検索をかけてみました。
それに関連した良い商品がリストアップされるだろうと思ったわけです。
トップで出てきたものは・・
「油を断てばアトピーはここまで治る」 永田良隆・著
という書籍でした。
この本の帯には「みんな『植物油』が原因だった」とあり、ダメな食事として、マヨネーズ、ドレッシング、唐揚げ、カレー・・とありました。
・・・この帯を見た瞬間、私はギョッとしました。
といいますのも、私はここ半年、ダイエットや健康を兼ねて、サラダを食いまくってたのですが、それにマヨネーズやドレッシングを掛けまくってたのです！！
つづく
