ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

石巻市:震災から一年(3)

現在の海の沿岸部のようすを。
 
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今回の津波による深刻な被災地はどこもそうですが、排水や下水関連の復旧は全く手付かずゆえに、このように天気の悪い日はすぐにあちこちで水たまりができたり、浸水状態になってしまいます。
 
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日和大橋を渡った県道上にある巨大な構造物、一体なんなんだろうと思って後にネットで検索したところ、
『水産加工会社「木の屋石巻水産」の魚油貯蔵タンク(高さ約11メートル、直径約9メートル)で、同社の主力商品「鯨大和煮」の缶詰そっくりに絵が描かれている』
ものらしく、津波で300m流されて現在ここにあるとのこと。車線の一部にこの構造物がはみ出していたのを昨年の暮れにボランティアの方々がクレーンで中央分離帯に収まるにように移動させたようです。
 
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先の震災で最も多くの死者・行方不明者がでた石巻市(合わせて約3740人)。その市内でも一番甚大であろう地域がこれら周辺と思われます。
この沿岸部が最終的にどのような計画ですすめられるのか不明ですが、復興事業が終了したかたちでこの地域を目にするのはまだまだ先になりそうです。
 
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旧北上川にかかる日和大橋より。