ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

雨の松島

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少しだけ、松島周辺の被災状況を。上は遊覧船の発着所にある観光協会の案内所みたいなところです。
上の写真ではわかりにくいと思いますが、窓口のところにどこまで浸水したかを記した細長いテプラみたいなのが貼られています。私の身長よりもちょっと低いくらいだったので、1.6mほどまで浸水したようです。
 
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自分の背丈ぐらいまで浸水するなんてのは普通に考えてとんでもない水害ですが、塩釜や松島以外の沿岸部の被災状況がひどすぎるために、やはり「比較的マシ」という表現になってしまう。
上の写真にあるパネルをみてもやはり1年前は大変な状況だったと思われますが、今は被害の痕跡は殆ど見受けられませんでした。
 
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塩竈~松島周辺の津波の被害状況(黄土色の着色部分)、地図のうえのほうが松島町、左下が塩竈市
 
 
「松島の島々に助けられた」という話を地元の方がしてるのを被災当時のインタビューで見ましたが、松島にある小さな島々が防波堤がわりになったのかと思いきや、改めて地図をみると松島湾内にある小さな島々というよりも、松島湾の外にある大きな島々や東松島の半島みたいなところで津波が食い止められたようです。
松島町で震災で亡くなった方はわずか2名で、甚大な被害を受けた宮城県沿岸部の基礎自治体としては最も被害が少なかったところになります。
 
では、雨の中で撮影した陸から撮影した松島のようすを。
 
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結構な距離の沿岸部を歩きまわってそれなりに楽しんだのですが、如何せんこの天候ゆえにあまりアップするほどの写真は撮影した中にありませんでした。
 
んで、雨の中で撮影しながら急遽、次の日の早朝に松島に向かうことを決めたわけです。
 
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