南相馬の鯉のぼり
業者が明日家にあがってくるみたいなんで、めちゃくちゃ久しぶりに掃除をしとんですが、それがなかなか捗らない。
というのも、我が家は未読の新聞紙が部屋中至る所に散らばってまして、それを片付けるのに苦労しとるわけなんですが、どうしても震災関連の記事を読んでしまうわけです。ちょうど一年くらい前の記事とかは食い入るように見入ってしまいます。
んで、昨年末の記事で「毎日写真コンテスト」ってのがあって、それで受賞した写真が目に入った。
「見せてあげたかった鯉のぼり」というタイトルの写真です。
写真の評で以下のようにあります。
今回の大震災は、家族の絆、地域社会の人間関係の絆と、「絆」が大きくクローズアップされた。作者自身も原発事故の被害者であるが、がれきの山に津波で亡くなった孫のために、半旗のごとく鯉のぼりを上げた主は作者の知人である。天国の孫に届けとの祈りの中で心静かに撮られている。切々と心奥に響く一枚としてある。
実は南相馬で私も鯉のぼりを目にした。
死者・行方不明者は640人近くになります。
南相馬の海岸沿いです。