ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

被災地縦断計画~南相馬市の警戒区域

朝一番の伊丹発~仙台行きの飛行機で東北に乗り込む予定やったんですが、格安チケット会社とのトラブルがあり、チケットが取れない事態に。
なんと前日の晩にバスで出発して翌日に仙台着という過酷なスタートになってしまいました!!
あんなチケットを扱ってる会社ってのは明らかに小さなオフィスでやってる中小企業なんでしょうけど、想像以上に情報管理がめちゃくちゃで結局ワシがとんでもない目に。
バスだからって安いわけではなく、逆に飛行機のほうが安く行けてたんですわ。
「ウィラー」っていう長距離バスの有名なとこを使うと1万円以内で行けるんですが、その会社のひどい実態をこのブログにておもいっきし叩いた立場上、どんだけ安くてもウィラーだけは使いません。
宮城交通のバスを使うことにしました。
 
さて、そのバスで朝8時半頃に仙台に着いた後、ワタシが真っ先に向かうのは南相馬市です。
改めて言うまでもなく、福島の沿岸部では復興したくても復興できない地域があります。これまで日本で起こった震災とは全く異なる前代未聞の悲惨な状態になっており、今後がどうなるか誰も皆目見当つかない。
福島第一原発から20キロ圏内は現在立入禁止になっております。
 
その全域にようすについては福島県道路総室の下記のページが詳しい。
 
その中でも南相馬の南部のほうの立ち入りが禁止されている道路状況は以下の図になっています。
 
イメージ 1
 
紫の線や囲いはワタシが足したものです。
常磐線では「原ノ町駅」(四角い囲い)ってとこまでが営業運転しております。
ワタシは仙台からその駅まで電車を利用して、そこから徒歩で数キロ南下して警戒区域ギリギリのところまで行く予定です。
※20キロの警戒区域は上のざっと引いた線になります
 
現地を目にすることでワタシの思考も何かと影響を受けるはず。今回の旅で福島は避けて通れません。
 
 
さて、原発では今も数千人の方々が作業をされているようですが、その作業実態はホンマひどい。
7次下請けとかがザラのようでして、東電が東芝などの大手に発注した業務は更にその一部の作業を下請けに出し、更に間に認可も受けていない訳のわからん会社がいっぱい入ってドンドンとピンハネし、結局危険を犯して作業をされている方々に入ってくるカネは微々たるもんになっている。
日給換算で2万もいってない場合もあるようです。全く理不尽な話。
 
危険な作業だからってこんないつの時代かわからんような陰湿な暗いやり方で仕事を流すんではなく、普通に大ぴろげにリクルートとかに頼んで大々的に募集したらええんとちゃいますかね??
以前から原発に携わってる方々の仕事に影響するかもしらんが、正直な話、浴びる線量には「限度」ってもんがあるんで、同じ人がずっと作業するには無理がある。
多くの日本人男性が福島第一の単純作業に関わったらええんですわ。
ワタシも日給数万円出してくれるなら、ド短期でGWにでも全然行かせていただきますが。
そんなヤツは世の中に多いと思うんですけどねぇ。3次以内での派遣なら日給数万くらいは作業員にまわせるはず。 
日本に多大な貢献できて、カネももらえるってのはそないにコソコソする仕事じゃないと思うんですが、どうでしょう??
 
まだ働ける年齢にも関わらず、安易に生活保護受けてるヤツらとかも全員強制的に福島第一に送り込んでやったらええんですわ。
※あくまで働ける能力があるのに安易に受けてるヤツらについてですのであしからず
  
おっと、今Nスペで南相馬を取り上げてる。見なければ。