ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

ブログとは(2)~公開するということⅠ・子どもの写真

ネットに何かをアップするということは基本的に全世界に公開しているということになります。
「んなもんわかっているわ!!」と誰もが思うでしょうが、ホンマにどこまで認識しているのか一部の方々については怪しいもんがありますな。
 
本ブログは相変わらず人気がないにも関わらず、なぜかファン登録者の10倍の訪問者が毎日きておりますが、つい最近までは殆ど更新しなかったせいもあって、それはそれは少ないもんでした。
特に開設当初はどなたもそうでしょうけど、積極的に他のYブロやってる方をファン登録でもせん限り、そないに訪問者なんてのはおらんでしょう。
 
このブログも日当たり10人を切る訪問者だったのですが、福知山脱線事故の現場に何度か足を運んで写真をアップしたところ、ヤフーニュースにおいて脱線事故の関連サイトとしてリンクされるようになりました。
兵庫県警やJR西日本、新聞社、大学などの機関と一緒にこのしょーもない「ROCK CD & DVD BUYER'S GIDE II」のタイトルが並んだのです。
このとき、事故が事故だけによくもこんなしょーもないタイトルのブログを取り上げたもんだとヤフーのチャレンジャーぶりに関心するとともに、寂びれブログだろうがなんだろうが、やはり世間に公開しているものなんだと改めて実感させられたもんでした。
 
ですんで、例えばこういう事故などの記事を書くときは当然その事故の当事者や被害者、遺族の方々が万が一目にした場合においても、不快感を与えない記事を書かなければいけないわけです。それが例えば日当たり2~3人程度の訪問者であってもです。
このブログのニュースへのリンク付けは3ヶ月ほどで解除されまして、また寂れブログに戻りましたが、それでも遺族や被害者の方がコメントしてくれたこともあります。
「こんなブログ、どうせ誰も見ていない」という認識は完全に誤りです。
 
「公開する」ということはそういうことで、逆にこちら側が発信者となることができるので何かを訴えたい記事をアップするにも遣り甲斐のあることだと思います。いつか誰かその記事に興味のある方が読んでくれてるかもしれず、その記事をアップし続けている間はその可能性は継続します。
常にその意識を持って記事をアップすれば、ええ加減なことは書けないはずです。
このブログも汚い表現をつかったり方言丸出しだったりしておりますが、その意識は常に持っているつもりです。
(※逆にそのような問題がある場合はドンドンご指摘ください)
 
 


 
さて、ブログでよくあるのが人物の写真を公開するというものです。
これがどこまで許されるのか。
自分の子供だったら親の権限で勝手に公開していいのか?という微妙なラインあります。
 
例えば貴方の友人が勝手に貴方の写真を公開していることをある日知ったとします。
大抵の方は怒りをおぼえて抗議し、削除させるでしょう。
 
では貴方が幼少の時に親が勝手に写真をバンバンとアップしていた場合はどうでしょう??
この記事をアップ直後に読まれてる方の大半は幼少の頃、まだネットが普及していなかったのでそんなことはまず有り得んでしょうが、十年後にこの記事を目にした平成生まれの貴方は貴方が幼少の頃に裸で歩き回っているとこの写真がアップされているかもしれない。
 
 
以下のとある若い叔母の問いかけを見てもらいたい。
 


 
ブログに子どもの顔や自分の住んでる地名をそのまま載せる人を見るたびに「ネットリテラシーの低い人が増えてきたな」と思っていましたが、自分の妹もその一人でした…;

昨日妹が私にブログのURLをメールしてきました。開いてみてびっくり。妹の子どもの画像を毎日アップしているのです。そして「今日は●●へ行ってきた」など本当の地名を出してブログを書いているのです。子ども(私にとっては姪っ子)はまだ1歳にもなっていませんが、このご時世。何をされるかわからない、何かあってからでは遅すぎると、「危ないから子どもの顔アップするのやめたほうがいい」と言ったのですが「みんなやってる。」「お姉ちゃんは時代遅れだ」と聞く耳を持ちません。

姪っ子の顔がはっきりするまでに何とかやめさせたいのですが、どうすればいいでしょうか。

本当に困っています。
 
 


 
上記Yomiuri Onlineのサイトにおいて、いろんな方がそれぞれの立場でレスしているので是非とも参考にしていただきたい。
上記の若い叔母さんはある意味「極端やなぁ~」と思う方も多いでしょう。ワタシもさすがに我がの赤ちゃんくらいならアップしてもいいんでは??と個人的には思うんが、ただそれが3歳の場合はどうだろう??小学生の場合は?中学・高校生の場合は??となる。
 
私が子どもであるなら小学校の時点で自分の写真を親がアップするなんてのは言語道断である。
そんな記事をアップしてたら即刻削除してもらうでしょうな。
・・・が、子どもによっては「全然公開してもいいよ!」というお子さんもいるだろう。
だが、そのお子さんは例えば小学生程度だったとして、全世界に自分の顔を晒すというのはどういうことかということをどこまで認識しているだろうか??
小学生ではそれは把握しにくいでしょう。その写真を見つけた同級生が勝手にその写真を加工したりして、何か嫌がらせをする可能性だってゼロではない。場所や時間まで書かれていたらその子どもの生活が暴かれ、その小学生にとって不利益なことも起こりえない。
 
例えば、ワシなんて何かにつけてウソを並べて遊びに行くことを断ってたりしたガキんちょだったので、そんな子どもの場合、親が勝手に生活内容を公開していると、それを同級生が目にした場合、とんでもない信用問題に関わる。
 
上の問題提議に対してのレスを見てもらうと分かるが、赤ちゃんの写真ですらアップするなど考えられないという意見や子どもの写真をメールで送信することすら怪しいのでしないというものまである!!
そのようにレスしている方々が自分が幼少の頃、自分の写真を親が勝手にアップしていたと知った場合(年代的に有り得んのだが)、劣化の如く怒り狂うのは間違いない。
貴方がアップしている赤ちゃんや子どもも将来において、そういう認識になるかもしれない。
上記レスの中にもあるが、一度公開した写真や記事は後から削除しても、閲覧者が「魚拓」をとっていたり、写真も保存しているかもしれない。
そこまで認識した上で公開するかどうかは判断すべきでしょう。
 
これは別に現在子どもの写真をアップしている閲覧者を批判しているものではなく、もしも自分の子どもだからって何も考えんと公開しているのであれば、あまりにネットに対して認識不足という指摘です。
グーグルのストリートビュー機能で「玄関先で子どもが映ってたら犯罪に巻き込まれる」という指摘がありましたが、確かに犯罪に巻き込まれる可能性もゼロではないかと。
そして、子どもは別に親のペットでも所有物でもなく、一人格者であるということもアタマに叩き込んでおくべきでしょう。
 
私もこのブログで姪っ子や甥っ子の写真をアップしていますが、まぁ4歳くらいまでが限度と思っております。
 
次でおわり