ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

福知山線脱線事故・亡くなった遼さんのブログをマスコミに

このブログにコメントをくださった遼さんが昨年10月に自殺した福知山線脱線事故の負傷者と同一人物だと分かってからここ数日、遼さんのブログを時間の許す限り読んでおります。

更新頻度は多くはない。
ブログの記事を書いているときも薬などのせいで朦朧としていることが多いらしく、そのような状態で記事を書いていることを度々丁寧に謝りながら書いておられます。
とはいうものの、文章はしっかりしているし、理路整然としているのでとても朦朧としているような印象は全くない。
但し、記事を書いているときは体調がまだマシなほうで、ほんとに調子が悪い時は床に一日中伏せっていて、PCの前に座る元気もなかったんだそうです。そのような日がちょっとしたきっかけで頻繁にあったのでしょう。

これら記事を読んでいて、昨日の夜中、この遼さんのブログの存在をご遺族はご存知なのか、もしくはマスコミは知っているのかが気になり、購読している新聞社の阪神支局にメールで問い合わせてみた。
是非ともこのブログを読んでいただき、彼のことをもっと知って欲しいと。記事にもして欲しいと。

そして今朝、昨晩読み損ねた夕刊を手に取ると、なんと1面に遼さんの記事が!!
あまりの偶然に本当に驚いた。記事は下記。
http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2009/04/21/20090421ddf001040002000c.html

既にメールを書いてた時点で記事にされていたわけで、「遼さんのことを記事に」というメール内容も多少素っ頓狂なものになってしまったが、それでも遼さんのブログについてご存知かどうかを確認する分には無駄でないメールではあったと我がを慰めた。

WEB版では写真がないが、夕刊には写真も掲載されていた。
遺族であるお母様が1枚の写真を手にしている・・という写真。その1枚の写真は遼さんの生前の写真で遼さんが本当にかわいがっておられた柴犬の「淕之介」も遼さんに抱っこされて写っている。新聞に掲載されているその写真からは顔はよく判別できないが、お母様が手にしている写真を現在の淕之介も観ているというなんともいえない、けど素晴らしい写真だった。
その新聞記事を読むことで改めてネット上でしか知らなかった遼さんの存在が現実味を帯び、また改めて遼さんが亡くなったことを思い知らされた。

遼さんのウチにやってきたころの淕之介ちゃん↓
http://blog.goo.ne.jp/into_the_west/e/29a8dfa9c5ceea261494c3dfd58ebfb8