Know Your Enemy // Rage Against The Machine

アメリカの偽善に対して怒るアメリカのアーティストです。
9・11のテロの際、彼等の曲はすべて放送禁止になったそうですが、このバンドが活動してたのは比較的温和なクリントンの時代。ブッシュの横暴な政治の時に彼等が活動していたら、何を訴えてただろうと思います。

僕がこのバンドを好きになったのはライブ映像を観てからのこと。その衝撃はすさまじかった。
漂う緊張感が他のバンドの比ではない。MCやアンコールなど一切なし。
政治的怒りを音に込めることに60分間（これ以上まずしない・・ってか、まず無理）全力集中しております。
このバンドのライブを観たあとはどのアーティストのライブも手抜きに見えてしまう。

下のライブ映像はイギリスのロック・フェスティバルのものですが、このバンドはフェスでその威力を最大限に発揮し、他のアーティストも彼等のパフォーマンスの時間になるとステージ脇などに集まってくるのが常でした。

白人・ヒスパニック系・アフリカ系など人種に無関係で彼等の音に共鳴して、数万人がラップし、モッシュピット状態になる映像は圧巻です。

ザック・デ・ラ・ロッチャ（ボーカル）は、我々の本当の敵を知れ、それはアメリカの夢そのものだとこの曲で訴えます。

このレディング・フェスの映像がYouTubeにもなかったので、今回、僕が自ら歌詞をつけてアップしました。
和訳は後日追記する予定です。