ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

新幹線N700系、カーブでも270キロ

日本の誇れるもののひとつが新幹線。
未だ開業以来、新幹線による死者は出ておらず、コンピューターに制御された運行は駅の発着予定時間との誤差が全平均わずか数秒を誇る。
ホンマすごすぎで余りに偉大だが、正直、これ以上飛行機と張り合うのにスピードアップを図るのは余りに危険すぎに思う。


今日も東京~大阪間が5分短くなるとあちこちで報道されとりますが、安全性に疑問をもつ報道が皆無。
JR西日本が次々に新型車両の新快速を導入し、私鉄との差が歴然としだしたときの報道も、実は安全性の疑問などは殆ど聞かれなかった。
脱線事故が恐ろしいのは当然ながら在来線だけではない。新幹線のほうが事故を起こしたときの被害はとてつもなく大きく、我々日本人に与える衝撃も相当なものだろう。

新幹線は飛行機の場合の空港と違って駅が都心にあるし、手続きも簡単、そもそも飛行機嫌いという人もおり、スピードだけが判断材料ではない。スピードアップに拘る理由がわからん。

この前の新潟地震の時に新幹線が大きな事故に至らなかったのは、車体が古いやつで重い車両だったかららしいが、このアルミ製のヘナヘナN700系なんかが地震に遭遇したらどうなるのか?

以前、地震の記事のときに書いたが、山陽新幹線の高架やトンネルは欠陥工事が多く、阪神大震災時には一般住宅が無傷だった地域でさえ、新幹線の高架だけ崩れ落ちてたくらいである。
震災後に補強はされるも、普通に考えて非常に胡散臭い。
地震大国なんだから、もっと大震災が来たときのことを考慮したほうがいいと思うんだが。
それを考慮すればどっちかというとスピードダウンしたほうがいいくらいではなかろうか。

当然ながらいつの日か、新幹線で死者が出る事故がおこるだろうが、その時どれほど甚大になるか想像すると恐ろしい。

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N700系の新型新幹線