ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

桜散る宝塚・花のみち(2)

ちょっと写真が悪いですが右手が大劇場入り口になります。

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入り口正面ひいた写真が下。

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ここで宝塚という街の紹介を。
宝塚は戦前より温泉街として開けてきた街ですが、宝塚という街を作り上げたのは阪急電鉄という鉄道会社です。
宝塚線(梅田~宝塚)は戦前何も無かった沿線を宅地造成などで開けさせていって人口を増やし、運賃収入もアップさせるという手法の典型路線です。終点である宝塚に遊園地(宝塚ファミリーランド)や歌劇場を阪急が立ち上げ、観光街とすることでまたまた鉄道も栄えるという構図。
この手法でこの沿線は爆発的に人口が増えて、阪急も効率のいい運賃収入をあげてきたわけです。

・・がバブル崩壊でこの構図も厳しい状態に。膨大な不動産を抱える阪急も経営が厳しくなりはじめます。
遊園地も阪神大震災で大打撃を受けた上、USJにも客を奪われ、数年前に閉園。宝塚各地にあった企業や組合などの保養地も次々と潰されて、高層マンションなどに。温泉街としての知名度は昔からイマイチ。
・・ちゅうことで、今や観光街といえるのか?ってほど寂れてきてる状態です。

その中で唯一元気があるのが宝塚歌劇団が本拠地とするこの大歌劇場。根強いファンがたくさんいるのが強みのようです。
宝塚音楽学校もこの劇場のすぐ隣にありまして、キリッとした生徒さんがこのあたりをうろちょろしてるようです。
(ボクは視力がないので全く判別不能

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現在も「ベルサイユのばら」の公演でまたまたすごい活況との報道。
ベルばらは再演の度に違う趣向凝らしてくるんで、ファンを全く飽きさせない内容になっとります。(観た事ないけど)

花のみちにはいろんなブロンズ象も。下のは「ベルばら」です。花びらを被ってなかなかの趣き。

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次でおわり