［新型コロナ］吉村洋文大阪府知事の評価が急上昇している件
大阪府民や関西人は吉村府知事が優れた政治家であることは大体分かってましたが、今回の一連のコロナへの対応の凄さから全国的にもその認識がひろまっているようです。
一昨日私が嫌いなミヤネ屋を見てると上の記事のように吉村府知事が出てたんですが、ホンマその力強い言葉の連続に「かっこいい」と思えるほど毅然としておりました。
大阪人（河内長野出身のコテコテの大阪人）ならではの「ここでがーーっと感染を抑えて」ってな感じで東京の政治家ではあまり聞かないオノマトペを多様しておりましたが、上の記事にあるように彼の話す言葉には「血が通ってる」んですわ。資料は一応スタジオに紙ベースで持ち込んだりしてますが、殆ど目を落とさない。なぜなら彼は間違いなくこの数ヶ月ずっとコロナに関する対策を考え続けていて、役人が作成している資料程度は殆ど頭に入っているんですわ。
維新の師匠である橋下徹氏ほど派手な振る舞いはしませんが橋下氏も「優秀」と全面的に認める政治家です。維新出身の政治家はは橋下人気に乗っかっただけのクソが多いんですが（特に代議士）、吉村氏については例外的に維新が生み出した逸材です。
NHKをはじめ在阪のテレビ局に出ずっぱりでして、「財政的に大阪は東京みたいに協力金は出せない」としつつ、それでも自粛を要請しなければならない現状を説明してまわってます。やはり「自粛」レベルで要請しながら補償をしない現状の国のやり方について憲法29条3項の補償義務を回避するためのずるいやり方だとそのいらだちを隠していません。その発言の際は顔を歪ませ怒りを滲ませております。
大阪の場合も軽症者についてはホテルなどに移ってもらうことになってますが、吉村知事はその場合においても「近隣住民への事前の説明会は一切致しません」とミヤネ屋の番組内で明言。緊急を要する必須の対応については府民といえどえもゴチャゴチャ言わせないという強い意志表示を感じました。
吉村氏が最近やつれてきていることがネットで話題になってますが、橋下氏も目の下のクマなどを危惧しながら「自分が府知事をやってた頃の100倍大変なはず」と昨日の関西ローカルで心配しておりました。
実は一ヶ月前の学校閉鎖を全国に先駆けて決めた前後の頃ですら既に顔なんかが痩せ始めてたようで、当時それを関西の芸人が番組内で指摘すると、「寝るときにいろいろ考えてしまってなかなか寝れない」と発言していました。その状態がずっとこの2ヶ月近く続いてるんでしょう。
自分のやつれが話題になってることについて、そのニュースを引用しながら吉村氏はツイッターで昨日返答しております。
「#吉村寝ろ 対策奔走の吉村大阪府知事気遣うツイート相次ぐ→ちゃんと寝てます。しんどいのは府民、国民の皆様の方です。橋下さんの言葉を借りれば、政治家は使い捨てでいいんです。この先、さらに厳しい状況になるかもしれませんが、国難を一致団結して乗り越えましょう」
今回のコロナで安倍政権を筆頭にポンコツ政治家だらけだったことが露呈した日本ですが、今、唯一希望感じさせてくれる政治家です。
