［新型コロナウイルス］NYダウ3000ドルの暴落、取引所閉鎖も視野
上は昨日一日のダウ平均のチャートです。
スタートからまたも売り殺到で暴落、サーキットブレーカーが発動されたんですが停止明けに史上最大の下げ幅2700ドル以上下げた後はその後グングン伸びたのでさすがに下げすぎたと意識されたのかとも思われたんですが、結局は終わりにかけてまたも下がり続け、市場が閉まる直前に売りが売りを呼び大暴落、結局-2,997.10 (-12.93％)ドルで終わりました。日本市場とかもそうですが、なんしか日を跨いで株を持ってると毎日10％ほど消えていくので持ち越すのが怖い心理が強く働いてます。
米国もゼロ金利にするなど結構できる政策はしてる感はあるのですが、それでもこの有様です。
ここまで前代未聞のめちゃくちゃ状態ですと、米政府主導でNYの取引所も閉鎖するのではないかと噂され始めているようですが、現時点でNY取引所の社長も米証券取引委員会も否定してます。
「投資家が自分自身の資金にアクセスを確保していることが重要」（NY取引所社長）
ただし、閉鎖の可能性を話す専門家も。
「自己増殖的な株安を防ぐために、株式市場の閉鎖が次のステップになると考えることは誤りではない。現在はウイルスに対する世界大戦に入っているため、取引所の閉鎖はそれほど現実離れした考えではない」（シティグループ・グローバル・マーケッツのアナリスト）
えげつないボラティリティ（価格変動の度合い）が理由で閉鎖する可能性とは別に取引所内でウイルス感染が出始めたりすると取引所はどう対応するのかということも。どちらにしろこういう噂が出始めてるくらいヤバい状態というのに驚かされます。
そして引き続き、本日の東京市場も暴落からスタートするでしょう。
気になるのはこういうときにこれまで「安全資産」として値が上がっていた「円」ですが世界の株暴落開始時に対ドルで100円近くまで値を上げましたが、今は106円付近で安定しております。
米国が金利を下げてるのが最大の要因でしょうが、斜陽日本の通貨が弱くなってきてるシグナルかもしれません。
