ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

薬師寺・東塔修理作業見学会

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久々の薬師寺です。8年ぶりくらいです。

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金堂です。
昭和51年に復興しました。

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国宝・東院堂です。

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平成15年に再興された大講堂。

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西塔。昭和56年に復興されました。

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ご覧のように実は薬師寺は国宝の建築物はあまりなく、殆どは最近になって復興されたものです。
檀家とかいない薬師寺はこれらを復興させるためにカネの工面で相当苦労されたようです。
昭和の戦後直後なんかは雨漏りのするなかで住職さんたちはお経を唱えてたといいますが、昭和43年より「白鳳伽藍復興のためのお写経勧進」というのを開始しました。

ただ寄付を募っても集まらないので拝観者などに写経の体験機会を与え、その写経を寺へ納めると復興されたお堂の中に永代供養されるというもの。それに対する代価を収めてもらうということです。「永代」と言われるとやはり興味がそそります。それを狙ったものでしょう。

実は奈良のお寺なんかの拝観料は京都市内の相場と比べて結構高く、薬師寺は1100円もします。
が、薬師寺では非常におもしろい法話が聞けます。私は結構まだ若い村上定運さんの法話を聞いたのですが、親にいきなり薬師寺に放り込まれた10代、そして反抗期から今に至る生い立ちや、薬師寺の厳しい現状、何もかもデカすぎる東大寺への嫉妬心(w)など「カネ」に関する生々しい話含め、爆笑させられたりホロリとさせらたりとわずか20~30分ほどの法話ながらグイグイ引き込まれます。もう慣れているので非常にしゃべくりがうまい!
難しい宗教関連、もしくは説教臭い話はありません。これを聞くだけでも拝観料の価値があるかと。

私は村上さんの話を聞いた後、まんまと写経一巻(2000円)を買ってしまいました!
オカンとかに写経させて薬師寺に永久保存してもらおうかとw

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そしてこの日に拝観に来た一番の目的は国宝・東塔の解体修理現場の最後の見学会に立ち会うためです。
10年ちかい修復期間をを経て、とうとう来年に完了するのですが、私が前回に薬師寺に来たのはこの東塔の解体修理直前でした。もうそんなに経つのか思うと恐ろしいw

8年前の記事

見学会での撮影は許されていたのですが、ネットでのアップは何故かダメと書かれていたのでとりあえず今回は控えます。

予約番号を受け取り、番号順に次々皆ヘルメットを被って見学するのですが、非常に大勢の人が集まってました。
修理が完了したくらいにそのようすをアップするかもしれませんw

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