京都の紅葉2017～泉涌寺

塔頭・雲龍院に朝イチ寄った後にその隣にある泉涌寺（せんにゅうじ）へ。

天皇家との関わりが深いため「御寺（みでら）」とも呼ばれます。

仏殿。

御座所庭園。

紅葉はこの程度ですが、私が興味を持ったのはやはり天皇家に纏わる施設。

霊明殿。

「明治天皇・昭憲皇太后・大正天皇・貞明皇后・昭和天皇・香淳皇后の御真影、御尊牌が奉安され」とあり、それ以前の天皇家についても奉安されてるようです。

更に奥のほうへ。

月輪陵（つきのわみさぎ）。

「四条天皇をはじめ後水尾天皇から仁孝天皇までの25陵、5灰塚、9墓が営まれている」とあります。

混雑していた庭園と違って、殆ど拝観者の姿は見えませんが、ひっそりとした中、なかなかの威厳のある光景です。

先日、北海道から京都に紅葉を見に来たという方が「紅葉が汚い」とコメントされてましたが、たしかに北国に比べて汚いでしょうが、あくまで京都の寺社にとって紅葉は添え物。

言うまでもなく歴史的建造物あっての京都です。