ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

京都・雪の龍安寺石庭

イメージ 1
(2015/01/03 08:57)
龍安寺への参道です。

イメージ 2
晩の間は相当降ったようですが、ご覧のようにこの日は朝から結構天気もよく、時間が経過するとともに雪は溶けていくばかりです。

イメージ 3
龍安寺の境内にあるどでかい池「鏡容池(きょうようち)」もうっすら凍ってて、鳥たちも寒そうです。
ちなみに石庭の拝観は有料ですが、池の周辺などの境内を散策する分には無料です。

イメージ 7
この階段の両側にある木々は楓で紅葉の時期は綺麗です。
龍安寺は紅葉の名所でもあります。

ご存じの方も多いでしょうが、「龍安寺の石庭」といえば、数ある京都の庭園の中でも屈指の「枯山水」の庭です。
四季折々どの季節に行っても絵になる庭という認識ですが、紅葉の季節しか撮影したことがなかったので、今回枯山水が雪化粧したようすを撮影にしに来た次第です。

イメージ 4
写真の左側が石庭になります。

イメージ 5
石庭です。
名庭園の枯山水の雪化粧・・ではありますが・・
さすがに雪が積り過ぎですww

「雪が降った」⇒「名高い庭園に行ってみよう」と短絡的に行動してしまいましたが、さすがにこれだけ積もってしまうと白砂の存在も何もわからんわけで、なんだったら小さい岩もちょっと雪に埋没してしまってますw
もうちょっとうっすら積もってる時に拝観すべきのようですw

イメージ 6
あんまりアップするような写真もないので、代わりにと言ってはなんですが能書きをたれさせてもらいます。

この石庭は室町時代のものということですが、作者はいろんな説があるものの確定されておりません。

イメージ 8
広さは幅22メートル、奥行きが10メートル(75坪)。
石庭面は上の写真でいうところの左側になだらかに傾斜していて、排水を考慮しているとのこと。
写真の右側の土塀は奥に向かうに従って低くなっていて、遠近法を取り入れているらしいです。

土塀には菜種油の成分も入っているらしく、それによって長年に渡る風雪などの厳しい環境にも耐えうる堅牢さを持っているといいます。
石庭面と塀の外の地面の高さとは80cmの差があって、それも強固に保つための工夫とのこと。

イメージ 9
上の写真の左側が石庭の土塀の外側。

イメージ 10
何かと謎が多いとされるこの庭園は最近ではガイジンの拝観者が多いようです。

また数年以内に、今度はうっすら雪が積もっているであろうときに拝観しますw

イメージ 11