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一応、風景写真がメインです

[読売テレビ]中谷アナ、「人権意識欠いた」番組内で謝罪

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先週末、読売テレビの情報番組「ten」の不適切な街ブラロケのコーナーでコメンテーターの若一光司が怒った件について、昨日はその番組冒頭から中谷アナはじめ読売テレビ関係者がダーク色のスーツを着て謝罪しました。

中谷アナの謝罪内容です。

先週金曜日、『ten.』2部「迷ってナンボ!」のコーナーで、街で出会った一般の方のプライバシー、そして人権への配慮を著しく欠いた不適切な放送をしてしまいました。その結果、取材に応じてくださった皆さまにご迷惑をおかけしただけではなく、見てくださっている皆さまにも不快な思いを抱かせてしまいました。

いつもこの番組を楽しみにしていただいている皆さまのご期待、信頼を裏切る内容となってしまいました。私自身、この番組のキャスターとしてあの場で曖昧な態度を取ってしまったことが、さらに多くの方を傷つけ、不快な思いを抱かせてしまったことを深く反省しています。

二度とこのようなことがないように、これから再発防止に取り組んでまいります。
そして、皆さまに信頼していただける報道番組になれるように、一から精進してまいります。

本当に申し訳ありませんでした。

中谷アナはカメラを一点に見つめ、上記内容を一切紙やカンペを見ずによどみなく謝罪、その表情や口調からは深刻に今回の件を受け止めていることが伺えました。
自身が「あの場で曖昧な態度を取ってしまった」と反省しているところも大事だったと思います。
確かにあの場での中谷アナの態度にはがっかりさせられましたが、この謝罪のようすを見るとやはり若いのに堂々としたキャスターだと再認識しました。

このニュースに関するヤフーのコメントで「若一さんが怒るまでぼんやりとこのコーナーを見ていた」というのがありました。確かに私も若一氏が怒ったというニュースを知ってからあのコーナーの動画を見たのでめちゃ不快に感じましたが、何も予備知識なしであのコーナーを見て若一氏のように怒ることができたかは疑問です。

同番組に出ていた読売テレビの解説員も指摘できずに黙り込んでたことを昨日謝罪していましたが、やはり、若一氏がそこらのボンクラコメンテーターと人権意識のレベルが違うということなんでしょう。
読売テレビは若一氏に感謝すべきです。

確かに受け身としてボーッと視聴していたら見過ごしてしまいそうな人権意識を欠いたVTRだったかもしれませんが、作り手のほうの立場としてはこれはおかしいことに気づかんとダメでしょうよ。現場にいたディレクターはもちろん、編集していた連中などもこれに問題や不快感を感じないのはポンコツとしか言いようがない。

在阪局にありがちな報道番組に変なバラエティ色を持ち込んで吉本とかのお笑い芸人をやたら使う点ももうちょっと考えんとあかんでしょうな。