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[大阪都構想]自公ベタ折れ・来秋にも住民投票へ

公明党が維新に折れて住民投票実施に協力する可能性はあったものの、今朝の関西の報道ではなんと自民党までも実施に賛成すると先週末に言い出し始めたそうです。

それどころかなんと、5月に新たに自民大阪府連会長になった渡嘉敷奈緒美氏は都構想そのものについてもあからさまに反対するのではなく、ゼロベースで仕切り直す発言をしているようです。
つまり、国会議員のほうが自分たちの次の選挙がやばいことにビビってとうとう都構想案について維新とともに議論をはじめる可能性まで出てきました。
新会長の渡嘉敷氏は自民の府議や市議が維新にハナから反対する様子がなんでもかんでも安倍政権に反対するポンコツ野党のイメージと重なり、「お前らも野党とおんなじやんけ」と有権者から指摘されることを懸念しているようです。

松井氏はあまりの急展開に党内で統制がとれているのか疑念を持っており、その疑念どおり、自民の府議市議からは「寝耳に水」という声もあるようで、どうも自民の国会議員連中が「衆参ダブル選挙」を意識してかだいぶ先走っている感があります。
公明党でも同様に府議市議連中は選挙で負けた後も維新に敵意むき出しでしたが、党本部および創価学会のほうから「政局感がなさすぎる」と圧力を受け、しぶしぶ方針転換した経緯があるとのこと。

まぁ住民投票は確実に行われそうなので、それに合わせて都構想について今一度じっくり練り直すのはいいことではないでしょうか。