ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

衆院補選大阪で勝利・維新の勢い止まらず

前回の地方選と異なり、今回自民党はさすがに安倍首相や小泉の息子も大阪入りをし、組織総動員で大阪12区の衆院補選に望みましたが、結局は維新に議席を奪われる結果に。しかも一部メディアでは開票と同時に当確の圧勝です。
亡くなった叔父の地盤看板カバンを受け継いた自民の候補者に対して、維新の立候補者は全くの無名の新人だったのですが、もう今や「維新」のブランドが大阪で不動のものになりつつあります。

あたかも世襲制かのごとく血縁関係の人間が圧倒的有利な状態で選挙に勝っていく自民党の政治家にはもうウンザリしている面も若干あるかもしれません。
安倍氏や麻生のオッサン、小泉の息子も皆世襲です。
当然、職業選択の自由があるので政治家の子どもが政治家になってはいけないということはありえません。
ただし、「選挙に出るなら地盤看板カバンは受け継ぐな」ということですわ。
有利な勝負に勝ってもなんの自慢にもなりません。

なんべんもいいますが、維新が支持をされる理由はもちろん「都構想」などではなく、橋下氏、松井氏、そして吉村氏を筆頭に本気で、そして命がけで政治に取り組んでるその姿勢をつぶさに市民・府民が見つめてきたからでしょう。
「反維新」として保守、極左、宗教団体の巨大組織、利権組織が束になって倒そうとしても圧倒的に勝利する様は他県民である私ですら興奮をおぼえます。

安倍政権はここ数年のうちに終焉を迎えますが、そうすれば自民はまたも低迷時代に入るでしょう。
そうすれば維新は大阪のみならずまたも国政レベルで息を吹き返すかもしれません。
そして必ずや「橋下徹待望論」が出てくるでしょう。
「自分は嫌われ者」と今は維新の応援演説にすら一切関わっていない橋下氏ですが、彼の復帰に対する待望論は根強い。
彼がゲスト出演した関西ローカルで橋下氏への政治家復帰についてDボタンによるアンケートをしたところ、なんと90%近くが支持するとの結果がw

前原誠司氏たちの民進党の解体と希望の党への合流の動きを大絶賛していた橋下のオッサンの政治的感は相当鈍っていることが疑われますが、やはり彼のディベート能力んは他の政治家たちとレベルが違います。
安倍氏と同様、あれだけマスコミの前で語り、ときには怒りを交えながら答弁・演説をしても決定的な失言がないということは、それだけ「根がマトモ」であるという証です。

今は「家族の安全」の配慮からの疲れで政治家になることに相当抵抗感がある橋下氏ですが(あらゆる利権に手を突っ込んだ彼の手法は彼と彼の家族に危険が及ぶ可能性は十分にあった)、彼が復帰をするかどうかは別として、維新にはこれからはマトモな政治家が増えていって、他のクソ野党どもと一線を画して、自民と是々非々の議論ができる政党として発展していってもらえれば国にとってプラスになるはずです。

勢いの止まらない維新の今日の勝利、維新にシンパシーを感じている安倍氏は大して何とも思っていないでしょうが、大阪の自民、とくに維新を裏切ったクズの公明党連中は膝が震えて眠れない夜を迎えていることでしょう。
今回の補選では公明党の山口氏は大阪入りを避けており、既に維新にビビりはじめておりますw
維新のおかげで政治が面白い。