ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

クイーン38年ぶりの大ヒット・サントラ「ボヘミアン・ラプソディ」が3位に!

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今週のBillboard200においてサントラ盤「ボヘミアン・ラプソディ」が3位を記録しました。
厳密にいいますと、「38年ぶり」というか直近の38年の中でクイーンにとっては最大のヒットアルバムということになります。

クイーンはイギリス本国ではビートルズを凌ぐほどの存在ですし、日本においてもイギリス本国より先にクイーンの人気に火がついたとされるくらいですから、洋楽としては過去においてすごい人気だったわけですが、アメリカではなぜかイマイチ評価されてこなかったという事実があります。

なんせアルバムで全米1位になったのは1980年の「The Game」のみです。
クイーンには数々の名アルバムがあるにも関わらず後にも先にもそれしかありません。
91年のフレディの死後、「ウェインズ・ワールド」という映画の影響で92年に「Classic Queen」というベストアルバムが4位を記録していますが、それを今回のサントラが抜いたことになり、「1980年以来では最大のヒット」ということになった次第です。

なぜにビートルズレッド・ツェッペリンなんかのイギリスのロックバンドが受け入れられて、クイーンがイマイチ受け入れられなかったのかこの辺が私には昔からよくわからんのですが、フレディが亡くなって四半世紀が過ぎた今、やっとアメリカ人もクイーンの凄さを理解しはじめたということでしょうか。

ちなみに今週のBillboard200には「Greatest Hits I II & III: The Platinum Collection」が9位、「Greatest Hits」が48位とクイーンのベスト盤が2枚もチャートインしています。
しかもシングルチャートのHOT100にはシングル「ボヘミアン・ラプソディ」が33位にランクイン、70年代の最初のリリース、そして90年代、今回の10年代と3度目のチャートインというレアな事態に。

クイーンを最初に聴くなら間違いなくクイーンにとっての最初のベスト盤「Greatest Hits」でしょう。
私が人生で最初に購入したアルバムであり、洋楽にのめり込んだきっかけでもあります。

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ジャケットは私にとってクイーンのなかでもめちゃ好きな写真です。