ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

祇園宮川町・年始挨拶回り2018~富美芳、富美夏さん

まず最初に断っておきますが、ワタクシ祇園甲部にしろ宮川町にしろ今年は「始業式」(1月7日)には行っておりません。
「今年」どころか二度と行く予定はありませんw
始業式の記事を期待しておられる方は他をあたってくださいませ。
昨年に初めて始業式の撮影に行きましたがわざわざ撮影に行ってる人間が多いのが不思議で仕方がない。少なくとも私みたいに往復4時間かけて撮影に行くような行事ではないかと。(もちろん、あくまでアマチュアクソカメラマンが撮影に行くような行事かどうかという観点です)
まずは祇園甲部
式が行なわれる歌舞練場前で長い時間待機してましたが、(裏口とかあるのか知りませんが)正面から出てくる芸舞妓さんは一部だけ。
そのまま甲部では挨拶回りが始まりますが、少なくとも花見小路では人だかりがえげつなくて撮影できる状態でもない。

つづいて宮川町。
ここも歌舞練場前で待機していると、式後に芸舞妓さんが出てこられるもそのまま各々の置屋へ退散するだけでシャッターチャンスなどごく僅か。
宮川町は挨拶回りは別の日(1月5日)に行なわれているのでこれも何故に撮影に集まってる人がいるのか不思議です。

ということで前置きが長くなりましたが、今年はこの宮川町の年始の挨拶回りが行なわれる1月5日に行ってみました。
私にとっては初めての年始の挨拶回りの撮影となります。
そして今年一発目の撮影でもあります。


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(2018/01/05 11:58)
小雨の降るなか、駒屋の前で待機していると最初に現れたのはこの異色のコンビ。


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富美芳(ふみよし)さん、富美夏(ふみか)さんです。
正装ですと更に富美芳さんのオーラが増しますw

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富美芳さんの存在感によって後ろを歩いてはる富美夏さんが若干霞んでしまいがちですが、いえいえ、しつこいようですが大学卒業後に内定を蹴って花街に入られた方なのでその芯に秘めたるものや尋常じゃないでしょう。
花街の中でもイレギュラー中のイレギュラーな経験を踏まれているので他の芸舞妓さんたちとはまた違ったご苦労もあろうかとお察しします。

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ちなみに舞妓である富美芳さんの後を芸妓の富美夏さんが歩くのは変わった構図ですが、富美夏さんは大学卒業後なので年齢が高いということで舞妓の期間すっ飛ばして、いきなり芸妓さんになられてはります。

富美芳さんも高校を出てから花街に入られたようなので舞妓としては遅かったわけですが、恐らく置屋であるよし冨美さんに入られたのは富美芳さんのほうが先ということで、先輩・後輩の順でこのような並び順になるのでしょう。

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袖からチラッと見える赤い生地にも金色のの刺繍が施されています。
着物を筆頭に花街の人たちが身につけてる物はホンマすごいですなぁ。

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富美芳さんは当然、襟替えされるものと個人的には思っております。
この方の存在感からしたら舞妓姿より芸妓姿でしょうよw

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富美芳さんと富美夏さんが会話されてるところをあまり見たことがありませんが、これからも注目したいお二人であります。

お茶屋・よし冨美さんのツイッターによると、富美芳さん・富美夏さんは7日の始業式で表彰されたそうです。おめでとうございます!

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