「引祝い」・宮川町舞妓ふく苗さん引退
宮川町の舞妓さんの中でもトップクラスの人気と注目を集めていたふく苗さんが10月下旬ごろに引退されたようです。
こういう行事で見かけるふく苗さんのイメージはやはりクールな感じです。
このブログにもこの1~2か月「ふく苗 引退」で検索して来られる訪問者がチラホラおられたので私も「え?引退すんの??」ってことでネットで日々検索していたのですが、私がよく拝見している祇園の旅館・新門荘の若女将のブログに引退のことが記されていました。
満期でもっての円満な引退だったようです。
私が京都の芸舞妓さんに興味を持ったのはここ3~4年ですが、ふく苗さんのことを知ったのも結構最近です。
知ったきっかけは他の宮川町の舞妓さんのことを検索しても、なんせ検索結果でふく苗さんがやたら上位に列挙されるんですな。よほど注目を集めている舞妓さんなんだと知った次第です。
ですので、ふく苗さんを撮った写真は残念ながらあまりなく、「偶々写ってた」程度が殆どで大した写真はありませんが、手元にあるいくつかのふく苗さんの写真を再度現像しなおしてアップします。
最初に撮影したのは2014年の年末、事始めの時だったようです。
当時は全くふく苗さん(中央の水色の着物)のことを知りませんでした。
次は2015年の節分祭です。
当時、舞妓の中で唯一私が名前を知っていたとし桃さんを目当てに撮影していたのですが、今改めて写真を見てみると、とし桃さん、とし純さん、ふく兆さん、ふく苗さんの4人の舞妓さんによる奉納舞踊だったようです。
今の私なら大興奮ですわw
この4人は皆、2012年に見世出しされたんですよねぇ。
今こうやって見ると感慨深い。
次は2015年夏の祇園祭・花傘巡行です。
白黒をベースに紅の部分だけ色を出しました。
続いて、2015年の八朔です。
そして、最後の撮影が今年の八朔です。
未だ二十歳前後のはずであるにも関わらず、ホント「品」を感じます。
ま、行事で拝見しているだけで実際のところ私はよく分かりませんが、上記の若女将さんのブログによると、実際にやはり品のある方だったようでして、だからといってとっつきにくい感じはなく、気さくなお人柄でもあったようです。
ふく苗さんのすぐ後ろを歩くのは同じ置屋にて苦楽を共にされた芸妓ふく兆さん。
彼女は先日襟替えをし、花街に残る選択をされました。
ふく苗さん・・改メひとみさん、今後にもおいても幸多き日々でありますように!
お疲れ様でした!
※引退の翌年の2017年の節分祭でふく苗さんが現れました。その様子は以下。