ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

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[歌詞・和訳]Carpenters - I Need To Be In Love(青春の輝き)

 
青春の輝き
 
信じつづけるというのはとてもむずかしい
この狂った世の中にも私の運命の人がいるということ
つかの間の生活の中で人々は出会い、そして別れていく
私にも機会が訪れるかもしれないし、それに気づかないかもしれない
 
「約束事はなし、シンプルにいきましょう」と言ってきた私
でも束縛がなければ相手に「さよなら」を言いやすくするだけ
無償で得られるものはないと学んだのは暫く経ってから
その代償は私にとって大きなものとなってしまったわ
 
わかってるの、私に必要なのは恋をするということ
わかってるの、無駄に多くの時間を費やしてきたこと
わかってるの、このかなり不完全な世界に完璧を求めてきたこと
そして愚かだけど私は思ってるの、いつかそれらを見つけるだろうと
 
そう今の私のポケットにはたくさんの好意が詰まってる
でもそれらも今夜は私を満たしてくれないみたい
午前4時まで寝付けなくても周りにひとりの友人もいない
ひとつの希望にしがみついてる私、だけど大丈夫よ
 
わかってるの、私に必要なのは恋をするということ
わかってるの、無駄に多くの時間を費やしてきたこと
わかってるの、このかなり不完全な世界に完璧を求めてきたこと
そして愚かだけど私は思ってるの、いつかそれらを見つけるだろうと
 
 
 

 
実はセールス的には全く振るわなかったのですが(Billboard最高25位)、生前のカレンが自分たちの曲で最も好きだったというのがこの曲です。(76年リリース)
カーペンターズ兄妹と元々バンドを組み、その後カーペンターズの専属作詞家となったジョン・ベティスはこの曲は完璧を求め続けたカレンのことを思いながら作ったといいます。
 
バンド時代やカーペンターズの初期はドラムを叩いてたカレンですが、彼女のあの唯一無二の声ゆえに周辺がカレンに対してヴォーカルのほうに集中させます。
(ちなみにライブと異なり、アルバム制作時は結構ドラマーとして活躍しているようです)
彼女の意思と関係なくヴォーカリストとして成功するわけですが、彼女より何オクターブも広い範囲で歌える歌手は世の中にいくらでもいるでしょうが、彼女ほど心に響く歌声の歌手はそういないでしょう。
 
ベティスが先日のNHKの番組で語っていて私も納得したのですが、カレンの歌が素晴らしいのは余計な技巧などが一切無く、彼女の精神・・それは決して歌に対して奢りがなく、その誠実さや悲しみが歌に反映されているからこそだと思います。
 
その性格ゆえに早世したカレンですが、彼女は生まれ変わったらまた歌を歌いたいかと聞かれ、「今度は(好きな)ドラムをしたい」と語っています。(享年32歳)
 

 
I Need To Be In Love
 
 
The hardest thing I've ever done is keep believing
There's someone in this crazy world for me
The way that people come and go through temporary lives
My chance could come and I might never know
 
I used to say "No promises, let's keep it simple"
But freedom only helps you say goodbye
It took a while for me to learn that nothing comes for free
The price I paid is high enough for me
 
I know I need to be in love
I know I've wasted too much time
I know I ask perfection of a quite imperfect world
And fool enough to think that's what I'll find
 
So here I am with pockets full of good intentions
But none of them will comfort me tonight
I'm wide awake at 4 a.m. without a friend in sight
I'm hanging on a hope but I'm all right
 
I know I need to be in love
I know I've wasted too much time
I know I ask perfection of a quite imperfect world
And fool enough to think that's what I'll find
 
 
Writers:  Richard Carpenter; John Bettis; Albert Hammond
 

 

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