ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

The Beatles - And Your Bird Can Sing(歌詞・和訳)

君は欲しいものはすべて手に入れてきたという
そして君の鳥は歌うことができるね
でも君は僕を手に入れたわけじゃない 手に入れていないのさ
 
君は世界の七不思議を見てきたという
そして君の鳥はまだ若い
でも君は僕が見えていない 見えていないのさ
 
君の自慢の所有物が重荷になりはじめたら
僕のほうを見るんだ
君のそばに僕がいるだろうから そばにいるはずなんだ
 
君の鳥が傷ついたら君は落ち込むことになるだろう
君は気付かされるかもしれない
君のそばに僕がいるだろうから そばにいるはずなんだ
 
君はありとあらゆる音楽を聴いてきたという
そして君の鳥は奏でることができるね
でも君は僕の演奏を聴けない 僕の音を聴けていないのさ
 

 

 

 
ビートルズのアルバム「Revolver(リボルバー)」に収録されている佳曲です。(66年リリース)
ビートルズを代表する曲でもなんでもないですが、私はビートルズの曲の中でも相当気に入ってる曲です。
シングル・カットされてない曲でもこんな凄いレベルなんで、やはりビートルズはベスト盤だけは全てを語れません。
 
昔、この曲を友人たちとスタジオを借りて演奏したことがありまして、私はベース担当だったのですが、このポールのベースラインが非常にかっこいい。
 
そう、まさしく演奏したくなるようなアップデンポのライブ向きっぽい曲ですが、既にビートルズはこの頃にはスタジオに篭り始めていて、ライブで披露されることはなかったとのこと。
歌詞の単語や文法そのものは易しいのですがレノン作の曲ゆえに歌詞はちょっと難解です。
 
この歌詞の指す「Bird」とはなんなのか。
やはり、「歌」「演奏」というフレーズから「The Beatles」ではないのかと勘ぐりたくなります。
「I」は「Bird」である「The Beatles」を客観視した個人としてのレノン自身でしょうか。
そうなると「The Beatles」を飼っている「You」とは?
・・とか想像できるオモロイ歌詞ですねぇ。
 
 

 
 
And Your Bird Can Sing
 
You tell me that you've got everything you want
And your bird can sing
But you don't get me, you don't get me
 
You say you've seen Seven Wonders and your bird is green
But you can't see me, you can't see me
 
When your prized possessions start to weigh you down
Look in my direction, I'll be 'round, I'll be 'round
 
When your bird is broken will it bring you down
You may be awoken, I'll be 'round, I'll be 'round
 
You tell me that you've heard every sound there is
And your bird can swing
But you can't hear me, you can't hear me
 
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