各名所の状況を1~3日毎に更新してくれます。
これによると嵐山全体はまだ「色づきはじめ」の判定となっておりました。
紅葉狩りには若干早いタイミングですが、それでも結構な人出です。
実は境内の無料で歩けるエリアにこそ素晴らしい紅葉の木がありまして、私はとある一本の紅葉の木を「京都の紅葉の標準木」として毎年観察しているのであります。
というのも最初に私が京都の紅葉に感銘を受けたのはこの木だったんですわ。
2007年にガラケーで撮影したのがこの紅葉です。
当時最高画質のガラケーを使っていたとはいえ、それでも画質は悪いですが、色づきもよくて迫力のある紅葉であることは上の写真である程度伝わると思います。
さて、同じ木を今日撮影したのが下になります。
これ、まだ時期が早いんじゃ?という方もいるでしょうが、正直これは期待できない展開になっていくと言わざるをえんでしょうw
緑の葉も色づき始めてる葉も全く潤いがありません。
どすぐろい色のカスカス状態でこんな程度の紅葉なら大阪のそこらの軒先にいくらでもありますw
同じ木を比較的状況の良かった2010年のときに撮影したのが下のものですが、今年も一週間後にこんな状態になるとは到底思えませんわ。
現像ソフトによる彩度の調整で色をつけたりは一切しておりません。
・・・そう、京都のホンマに調子のいい年の紅葉はこれくらい一枚一枚がみずみずしくキラキラ光っててドアップにも余裕で耐えられるシロモノなんですわ!
さて、引き続き今年の天龍寺の紅葉(無料エリア)です。
まともな木がないか探してみました。
これはちょっとマシで遠目からの撮影には堪えられますが、アップだと葉の先に色がなくて艶もなくイマイチです。
結局まぁまぁマシなのはこの木くらいで、他は結構ひどい状態でした。
今年はちょっと紅葉の見頃を迎えるペースが早いようですが、残念ながら天龍寺をはじめ嵐山の紅葉を見る限りは今年の京都の紅葉は期待できないレベルといえるでしょう。
さすがに昨年のようなここ10年で最悪レベルほどではないにしろ、なんかここ数年はずっとイマイチなので、ホンマの綺麗な京都の紅葉がどんなのだったか忘れてしまいそうになりますw
来週も京都に撮影に行くとは思いますが、あまりテンションはあがっておりませんw
では他の嵐山のようすを。
何の行事かは知りませんが保津川沿いで行なわれてました。
おなじみの京都吉兆です。
阪急嵐山駅のホームです。
こういう色づきの紅葉がチラホラ見れるだけ昨年よりはだいぶマシかと。
まぁ今年の色づきは中の下ってとこですかねぇ。
遠方からわざわざ見に来るレベルかは甚だ疑問です。