ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

熊本地震・止まらない揺れと阪神大震災

ヤフーの地震情報で見れる地震発生の履歴リストです。
http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/
 
数分ごとに震度3以上がひっきりなしに起こるという尋常じゃない状態です。
しかも震度5や震度6の大きな揺れすらいまだ続いてます。

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私は阪神大震災を経験していますが、発生直後にその後の大きな余震、もしくはそれ以上の「本震」を恐れて、当時住んでいた公団住宅から近くの広場に一時避難することを当時同居していた家族に指示するも、全員が「寒い」と断固拒否。
仕方がないので私ひとりが広場に逃げるも、冬の夜明け前だったからか周りの団地から避難する者は誰一人もおらず(ベランダから外の様子をうかがう程度)、結局大きな揺れはその後数日経っても殆ど皆無。私の取り越し苦労の結果となりました。
同じ直下型地震でもこれほどパターンが違うわけで、やはり天災の予測とは難しいものです。

昨日のマグニチュード(M)7.3の発生により「余震」→「本震」となったわけですが、専門家で一昨日のM6.5以上の地震が発生すると公言してた人はいたんでしょうか?
今朝のウェークアッププラスに出てた元京大総長の専門家のオッサンは「ここの活断層の想定はM7.5。M6.5だと足りたいのだから、さらに大きなのが発生することが予想されるのは専門家としては当然」とかしゃーしゃーと言ってましたが、ホンマ眉唾もんもいいところです。

昨日の「本震M7.3」より大きなのはもう来ないと断言する別の専門家もいましたが、こんなのはもう信じれんでしょう。
こうなってくると昨日のに匹敵する地震、もしくは昨日の地震すら「前震」となってしまうという最悪の事態を想定すべきです。

これだけひっきりなしに揺れると、「地震が来てないときすら揺れてるように感じる」と、先ほど現地に派遣されたリポーターが語っていましたが、ホンマ現地の方の恐怖は相当なものでしょう。
残念ながらこの余震は数か月以上の長期になることも覚悟しないといけないかと思われます。(元総長のオッサンは「50年」としれっと言ってましたが)

今日の現地の気温は夏日になり、今夜は強風を伴う豪雨となるらしいですが、とりあえずこれ以上犠牲者が増えないように最大限の警戒でもって対処してもらいたいです。