ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

阪神大震災より22年

地震直後は停電したのでテレビは見れず、あわててラジオをつけました。
あれだけの大震災だったにも関わらず、震災直後に在阪ラジオ局から流れてきた報道は「高齢の女性が転倒した」とかってなクソみたいな報道でした。

阪神大震災の頃と現在の震度とでは連続性が殆どありません。
というのも、震度計が全国各地に設置されたのは阪神大震災を教訓にしたからであって、地震直後に各地の震度が一斉にテレビなどに表示されるなど当時有り得なかった話です。

というわけで阪神大震災での私が住んでいた地域の正確な震度はよくわかりません。
確かに近所の新幹線の高架が落ちるという衝撃的は光景はありましたが、神戸や西宮に比べると大した震度じゃなかったのは間違いありません。
ゆえに全壊した家屋も殆どなかったのですが、それでも近所で数名亡くなった方がおられたのはやはり家具が倒れることによる圧死、窒息死です。

地震が発生する確率は全国平均より低い」ということをうたい文句に企業誘致をしていた熊本県で去年震災があったように、やはり日本で住んでいる限りほぼ等しく震災に遭う可能性があることを改めて再認識させられました。

生活時間が長い自宅の震災に対する備えは重要です。
普段寝ている部屋のこともそうですが、多少ムリしてでも耐震性のない胡散臭い建物に住むことは極力避けるべきです。
阪神大震災当時に木造文化住宅などに住んでいた学生さんや若い夫婦が多く亡くなったのは周知の事実です。

震災から22年とだいぶ経過してしまいましたが、それでも今朝の5時46分、NHKをはじめ全国、ローカル放送で神戸の東遊園地などから生中継をしていました。
新聞なんかも1月17日を前にして結構紙面を割いてます。
折角ですからこういう報道を自分の身の回りを改めて検証する機会としていただきたいものです。

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2015年1月17日、東遊園地にて。