ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

三鷹ストーカー事件・裁判員制度を無視する大島隆明という裁判長

実名をタイトルに入れるのは芳しくないでしょうが、本人、及び関係者の目に届かせるためです。
(以下、素人が書いてるので間違いがある場合は指摘されたい)

裁判員制度ってのを賛成している人は日本でどれくらいおられるでしょう??
ドシロウトの庶民が過去の判例や司法も知らんのに安い金で何日も裁判に付き合わされる制度です。シロウトにも関わらず凶悪事件の検証をしたり、時には死刑という重い判断を強いられます。
凄惨な現場写真を見ることにより、PTSDになられる方もおられます。
真摯な方なんかは死刑を下したことについて後々悩まれることもあるでしょう。

そんな経費も労力もかかる裁判員制度がはじまってしまってるわけですが、それは庶民感覚を判決に反映させようというのが主な理由のはず。
そうなると当然ながら過去の判例ばかりに囚われていては意味がありません。
じゃあ、日本人の庶民の感覚とは主にどういうものか。

凶悪事件を起こした被告人に対して「人権、人権」と唱える左翼的思想はいかがなものか??
亡くなった被害者の人権はどうなるのか??
被害者や遺族の方の心情を反映させて被告人にはさらなる厳罰を。

概ねこういうものではないでしょうか?(完全に私の思想が色濃く反映されてますがw)

因みに裁判員制度ですが、例えば私が凶悪な殺人事件の裁判員に選ばれたとします。
「殺人犯には極刑を」という厳罰主義の私が「如何に被告人がクズで極刑が望ましいか」を延々と語り、他の裁判員5人全員を説き伏せたとします。
じゃあ、一審での死刑確定かというとそうではありません。
プロの裁判官3人のうちの最低1人が賛同しなければ、その判決には至りません。
それなりに歯止めがかかっており、過去の判例を無視した判決を下すには至難の業でしょう。

さて、三鷹ストーカー事件です。
簡単にいうと、一審で22年の懲役の判決が出たのですが、東京高裁で「22年は長すぎ。起訴されてないリベンジポルノを勝手に考慮しとるやろ」という主旨で差し戻したのです。
一審でリベンジポルノの件を起訴しなかったのは被害者の女子高生、及び遺族のことを考慮してのものです。当たり前のことで、これを公で審議するのはあまりに気の毒すぎます。
しかし、裁判員の皆さんは当然、被告人の池永チャールストーマスというクズに対して「リベンジポルノ」の件も頭にあるので、厳罰を下されたのでしょう。
これが「庶民感情」というものです。

・・・が東京高裁の大島隆明という裁判長さまはこれが許されない。
差し戻して、リベンジポルノの審議を尽くせというんですな。
東大出身のエリートのようですが、私から言わせれば単なるアホですわ。
恐らく厳密にいえば確かに一審には不備があるんでしょう。・・が、その辺は融通が利かんのかってことですわ。

こういう頭でっかちのアホ裁判長が全く民意と異なる判決をするのを回避するために裁判員制度を取り入れたはずが、結局はアホ裁判長は一審を破棄したりして何ら改善されてないわけです。
結果、今回の差し戻しで遺族はまたも想像絶する苦痛の裁判につき合わされたわけですが、それで池永というクズが死刑になるならまだしも、判決は懲役22年のままです。
これってなんか意味あんの??とふつうはなりますわな。

もちろん、左翼の連中やプロの連中からすればこの裁判長は世論に流されず、粛々と、厳格に、司法に則って・・・云々かんぬん評価するんでしょう。
しかし裁判員制度になった今、それでいいんですか?ってことですわ。

最高裁判所司法研修所は2008年、裁判員が下した一審の判決については裁判官だけの二審もできるだけ尊重すべきという報告書をまとめていて、結論を覆せるのは「(一審の判断が)明らかに不合理」な場合などに限られるとしております。
また、「破棄する場合は例外的なものに絞り込まれることになると思われる」とも述べているんですが、最近のいくつかの判決はこの主旨を厳守しているとは到底言えんでしょう。当の最高裁においてもです。

んで、先日の関西ローカルで辛坊治郎氏が言ってたのですが、この大島隆明という裁判官はオウムの菊池直子の逆転無罪判決も下しております。
このテロ事件では何の罪もない都庁の職員の方が爆発物の被害に遭い、指を失う大変な怪我をされております。
こんな大事件に「爆発物と知ってた/知らなかった」関係なく少なくとも何らか関わりがあり、本来は真相究明のために情報を提供すべき立場にも関わらず、菊池直子という女は17年間も逃亡していたわけです。

これが無罪ってのは何なんでしょうか??
何の罪意識もない人間があんだけ全国で指名手配されてずっと逃げ続けますかね??
なんで無罪になるような女が17年間も全国で指名手配されてたんでしょうか?

一審では懲役5年の実刑が出ていたのですが、これが妥当かどうか別として、この大島裁判官は裁判員の方々が一生懸命絞りだされたであろう判決を短期間の間に次々無視し、自己満足的な一審破棄をやっとるわけです。
「シロウト判断の判決なんか後押しするかい。プロの判断はこうじゃ!」と突っぱねる行為はさぞかし気持ちがいいことでしょう。

・・というわけで、即刻この裁判員制度を辞めるか、こういう裁判員制度を無視するアホ裁判官をクビにするかどっちかにすべきです。
被害者や遺族、裁判員、地裁の裁判関係者も心労と無駄な時間・経費につき合わされるだけです。

昨日、神戸の小1女児誘拐殺人事件の裁判では被害者一人としては異例の死刑判決が下されました。
これが庶民感覚であり、裁判員の方々の至極真っ当な判決です。
またもアホなプロ裁判官によって覆されることがないか注視しなければなりません。