ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

デヴィッド・ボウイ死去


ボウイは本当のStarmanになってしまいました。
グラム・ロックの巨星はホンマ奇抜なファッションと化粧でその見てくれに注目してしまいがちですが、当然すばらしい彼の音楽があってこそです。

それを決定づけたのが72年の通称「ジギー・スターダスト」と呼ばれるアルバムで、原題「The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars」なんですが、発売当時の邦題は「屈折する星屑の上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛の群」とかいうわけのわからんものでしたw

「ジギー」というロックスターを主人公にしたこのコンセプトアルバムで、このアルバムにより単なる「グラムロック」のカテゴリに収まらない不動の地位に登りつめたと思われます。
ちなみにWikiによるとこのアルバムは『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』で35位にランクインしてるそうです。

イメージ 1

ワタシがこの「ジギー・スターダスト」をリアルタイムで体験しているはずもなく、知ったのはだいぶ後になってからでして、リアルタイムにボウイを体験したのは日本のCMでも使われた80年代のヒット曲「ブルージーン」です。
下の動画がそれなんですが、このビデオクリップが結構好きなんですよねぇ。

ボウイらしい奇抜なメイクの「パフォーマーのボウイ」と、ノーメイクの「さえないサラリーマン風のボウイ」の一人二役で出てまして、この対比がおもしろい。
んで、やっぱりボウイはかっこいい!

歳をとってブクブク太ってブサイクになっていくロックスターは山ほどいますが、彼は本当にスラっとかっこいいまま歳を重ねていきました。
「ああいうふうに歳をとりたい」と昔は思ったものです。
(残念ながら小太り状態ですがw)



David Bowie - Blue Jean


そしてボウイの最大のヒットはアメリカをターゲットにして爆発的に売れた「レッツ・ダンス」(83年)です。
正直、曲自体は大したことないんですが、やっぱりボウイの歌唱力でねじ伏せられてる感があります。
それは70年代末のヒット曲「Heros」にしてもそうですが、歌の迫力がハンパないです。


ご冥福をお祈りします。

イメージ 2