ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

京都の紅葉2015・今年の色づきは「最悪」の可能性

昨日のJR西日本架線切断事故、車内に大勢の方が閉じ込められて「蒸し風呂状態だった」と報道されてましたが、例年だとこの季節に閉じ込められてもそれほど暑さでヘロヘロになることもないんじゃないでしょうか?

もう11月半ば過ぎにも関わらず、京阪神は本当に全然寒くない。
紅葉を鑑賞するような気温ではありませんわ。
例年、京都で夜のライトアップの紅葉を見る時はそれなりに厚着をしてても寒いもんですが、今なんて夜中にTシャツ一枚でベランダで洗濯物を干しててもなんともないw

京都市内では早くも先週末からあちこちで紅葉が見頃になっていたのですが、悩んだ挙句結局ワタシは行ってません。
例えば、山手のほうの貴船なんかでは見頃だったので撮りに行きたかったのですが、あまりに温度が高く、とてもじゃないが紅葉鑑賞の感じではない。
要は「紅葉の色づきが最悪」であることが懸念されるわけです。
貴船なんかは市街地から離れてるんで兵庫県在住のワタシなんかは運賃もバカになりまえせんし、リスクが非常に大きい。
(当然ながらこれから泊まりがけで京都に紅葉狩りに来られる方はとんでもないリスクだと思って下さいw)

それにしても今年は色づきが早い。
例年より一週間ほど早いです。ワタシが写真を始めたここ7~8年で最速と思われます。
理由は10月末くらいの早い時期に寒気で温度が下がったことによるらしいのですが、問題はその後の温度です。
紅葉は昼と夜との温度差が重要で、盆地の京都の紅葉がきれいな理由はそこにあるわけですが、11月に入ってからは夜も全く寒くない。

そして懸念通り、報道やブログなどによると相当ひどい紅葉のところが多いようです。
こういう紅葉とかの報道は普通は観光にダメージを与えるようなネガティブな内容の放送とかはせず、大したことない紅葉でもやたら持ち上げたりするもんですが、さすがに今年は無視できないレベルになっているような感じです。

早々に「色づきが見頃」になったものの、色がついたというよりは茶色くクシャクシャになって枯れているだけ・・というところが各地で見受けられるようです。
これでは敷紅葉も勿論期待できません。

明日(11/18)の大阪の最低気温は18度で、例年より10度も高いとのことです。京都でも15度もあります。
これではこれから見頃を迎える大多数の京都の紅葉も色づきませんわ。

今週末、とりあえず京都に行ってみる予定ですが、状況によっては今年は一回行って早々に撮影が終わりになってしまうかもしれません。

イメージ 1
最終的に頼りになるのは永観堂の紅葉か。ここの葉の色づきは例年相当レベルが高い。ここがもしダメなら京都は「ほぼ全滅」と言っても過言ではないw
(写真は去年の永観堂の紅葉)