京都の紅葉2017~屈指の名所・永観堂(前編)
今年も京都の紅葉の色づきはイマイチだったわけですが、もうここ何年もマトモな紅葉が見れておらず、こうなってくるとあの名所に頼るしかありません。
紅葉シーズンだけ「特別寺宝展」と称して拝観料が600円から1000円に引き上げられる宗教法人とは思えない銭ゲバのあの寺ですw
(2017/11/23 09:12)
永観堂です。
何かと紅葉、紅葉と持ち上げられる京都。その京都市内でもダントツ最高レベルの紅葉と言っても過言ではありません。
もうこの寺にすがるしかないw
こうやって入り口の遠くから見ても尋常じゃない雰囲気が出てる。
はい、久々に1000円の拝観料払って中に入りました。
パッとしない紅葉ばかり何年も見てると本当の紅葉がどういうものなのか分からなくなってきますw
この永観堂で思い出せてもらいましょう。
うん、全然違いますね。
他の名所と言われてる所とどれくらい違うかというと、今年のような京都市内の色づきが「まぁまぁ」~「イマイチ」くらいのレベルの場合、上のような色づきの紅葉が他ではせいぜい2~3本ある程度です。紅葉の名所と言われながらそれすらない場合も多い。
永観堂に関していえば、境内全ての紅葉がこのレベルとはいいませんが、数十本以上このレベルの紅葉が散りばめられています。
それくらい色鮮やかな紅葉が多いと、イマイチの紅葉をも抱き込んで境内全体が艶やかな印象となります。
このように葉脈を伝って葉の端のほうから徐々に赤く染まる・・これが本当の紅葉です。
端のほうが枯れて茶色くなって丸まってるようなのは本来の紅葉ではありません。
色づきのいいシーズンは京都の至る所で上のような葉が見れるはずなのです!
この日も降ったり止んだりの天気でして、葉がいい感じで濡れています。
当然、落ち葉も生き生きとしております。
これから紅色に染まるであろう葉もまるで新緑かのように青々としています。
火が地面に落ちたような深紅でした。
時折、強い風が吹いて紅葉の葉が舞ってました。
小さい苗木もありました。
まだまだこの屈指の名所は更なる高みへと進化していくのでしょうかw
この昔ながらの外の景色がグニャグニャに見えるガラスが好きです。
紅葉シーズンだけ1000円の拝観料になる件ですが、400円値段が跳ね上がる是非は別として、1000円が高いのかというとそれは「全く否である」というのが今回改めて拝観した感想です。
正直な話、600円や800円を取る他の名所と比べて紅葉のレベルが桁違いなので、この永観堂だけで他の名所の3倍以上楽しめると思うと十分ペイしていると言えるかとw
なんと私は朝の9時過ぎから昼過ぎまでの約3時間も滞在してしまいまして、一か所でこれだけ時間を割いてしまう紅葉の名所なんて他に記憶がありません。
撮影枚数は400枚近くになってしまいましたw
1回でのアップは無理ということで残りは後編で。