ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

さよなら梅小路蒸気機関車館(1)

京都市下京区、京都駅のすぐ近くに梅小路公園というのがあるのですが、それに隣接する場所にあるのが梅小路蒸気機関車館です。

1972年に開館したこの施設が明日8月30日をもって閉館となります。
本日の朝もNHKニュースの全国放送で博物館から生中継をしておりました。

・・ということで私もお盆の時に行ってきた次第です。

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(2015/08/16)
梅小路公園です。この写真では分かりませんが、広大な広場になっております。

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昔に実際に走ってた市電を利用してショップとかもあります。
市電のグッズとかも売ってたりして、なんか機関車館と混同しそうですが、なんも関係ありません。

当たり前ですが公園は自治体が管理してますが、機関車館はJR西日本が運営してます。

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公園内には3年前になんと水族館もできてしまいました!
海に面していない水族館は国内では稀有な存在です。私も一度行ってみたいのですが・・

これらは時間の都合で急ぎ足で通り過ぎ、目的の機関車館へ。

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二条駅舎を移築・復元した資料展示館、ここが入り口です。

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実はこの梅小路蒸気機関車館、亡くなった祖父母宅から歩いて2~30分の近さの位置にありまして、ここの機関車の汽笛をよく祖父母宅で聞いたもんなんです。
・・が、これまで恐らく一回も(少なくとも私が知る限り)来たことがなかったんです!
特に来なかった理由はないのですが、大人たちもなぜ幼かった私を連れて行こうとしなかったのか謎ですw
今も叔母の家が近くなのでしょっちゅうこの近辺をウロウロしてたのですが、これまで結局来れずじまいでした。
いつでも行けるとこにあるランドマークってのはなかなか行かないものですねぇw

しかし閉館となると、話は別です。
実際に来てみると想像以上の素晴らしい博物館でこれまで来なかったことを後悔することになりました。

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間もなく閉館ということで開館からの40年を振り返る展示パネルがありました。

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天皇陛下が使われる「お召し列車」のプレートなど。

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機関車の車庫として使われていた当時を再現した模型。

資料館にはその他いろんな展示物がありましたがここでは割愛。
メインの蒸気機関車展示館へ。

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機関車たちが顔を車庫から少し出してズラリ!圧巻の光景です!
車庫は「扇形車庫」で1914年に建築された鉄筋コンクリート製の構造物です。

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そしてこの「転車台」。実物を見るのは初めてです!

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興奮気味に撮影に取り掛かろうと車庫へ近づくと・・

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タイミング悪く土砂降りの雨w
雨雲の通過を待つことに。

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雨雲は間もなく切れ、撮影を再開。

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閉館間近ということでこの日は機関車の顔を車庫から少し出してくれていたので、機関車たちも雨に濡れちゃてます。これがまたいい感じw

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車庫内ではご覧のように機関車を上から見下ろせるようにもなっています。

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屋根から出ている筒みたいなものは機関車からの煙を排出する煙突です。

ここの車庫には全部で19両が保存されていまして、そのうち7両が動態保存車両とのことです。
ちなみに「SLやまぐち号」や「SLびわこ号」もここの所属で、運転がない時はこの車庫にて修繕されたり展示されたりしてるようです。

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ここにある機関車の中で一番古い「義経号」と呼ばれるものです。
他の機関車は全て日本製ですが、これだけ唯一輸入物で1880年の米国製。

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お召し列車です。

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鳳凰のマークが。
但し、このお召し列車は実際に天皇陛下が乗ることはなかったようです。

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昭和13年製造」と書かれています。

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機関車の中は立入禁止ですが、ちょっとカメラだけ入り口から突っ込んで撮ってみました↓↓↓

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