確かに台風は京阪神の結構近くを通ったのでそれなりの雨は降りましたが、まぁそないにビックリするようなレベルはありません。
例えば、去年の広島で起こった大雨の災害、あの時の雨の様子を動画で見ましたが、息もし難くなるのではないかというくらいの滝のような雨で恐ろしい状態でしたが、昨日の雨はそんなのには程遠い「普通の本降り」程度のもんです。
(場所によってはもちろん違うでしょうが、京阪神一体は大体そんなもんです)
大雨警報などは出てましたが、当然ビジネスマンの大半は出勤することになります。
しかし、どうもそれ以降の夕方にかけての雨が積算すると結構な量になっていったようです。
尼崎から宝塚までの区間は阪急などを利用することで何とか帰宅できますが、宝塚より三田方面はJRしか走ってないため帰宅が非常に困難になります。
いや、昨日の雨がとんでもない大雨であれば、企業側も利用客も早めに帰宅するよう対処できるでしょうが、なんせ「フツーの大雨」でしかも台風は日本海に抜けて行くような状態でそんな判断も予測もできません。
どうやら宝塚周辺の積算雨が規制値に達したのが理由らしいんですが、そんなのは一般の利用客は知る由もない。
台風通過後も暫く大雨が続くのは予報どおりであって、積算量なんてのはそのデータを監視する立場にいる者であればある程度予測もできるはず。例えば限界値に達するであろう2~3時間前にアナウンスしてくれれば、企業側も従業員を早めに帰宅させるなどの対処もできるでしょうが、いきなりなのでどうしようもない。
しかも先ほどみたニュースによると、徐行運行などしていた京都線の新快速では大山崎付近で急に電車を停車させ、客が4時間も車内に閉じ込められる事態も発生したようです。満員の電車で4時間も閉じ込められるなど地獄です。
安全性を重視するのは大切なことなのであまり批判もできませんが、そないに脆弱なのであればもう朝から運行を停止しておいてもらいたいんですわ。
朝から動かなければ誰も家から出ませんし、混乱もないわけです。
昨日の長雨は予測の範囲内の話で、どう考えても「想定外」レベルの雨とは言いがたい。
なぜにJRだけがこないにしょっちゅう止まり、混乱になるのか。
この辺を説明をする義務がJR西日本にはあるんじゃないでしょうかね。
昨日の晩の誰もいない宝塚駅。
宝塚駅で足止めをくらった200人ほどの方たちが近くの施設で一夜を明かすことに。
もうちょっとどうにかならんものか??