ブルー/渡辺真知子＆しばたはつみ
昨年末にホテルで行われた松任谷由実のディナーショー、そのネームバリューから6万円と破格の値段だったにも関わらず、中身のあまりの酷さが話題に。
なんせ全く声が出ないんですな。
自分の下手くそさをごまかすため（？）のにゴスペル隊もいれてたみたいなんですが、そのコーラスに声をかき消されて、肝心の松任谷自身の声が聞こえなかったそうなｗ
ワタシも実際に情報番組の芸能コーナーで最近のライブのようすを観ましたが、ヘタクソにも程があるというレベルですわ。冗談抜きでカラオケ嫌いのワタシのほうが歌上手いと思いますｗｗ
あそこまで声が落ちたらもう人前で歌わんほうががいいですな。
余談はさておき、そういう劣化を辿るシンガーと対極にいるのが渡辺真知子ですわ。
この人、松任谷由実よりも3つほど若いとはいえ大して歳もかわらんのに、今も歌えば異様な迫力があります。
下のリンク先の動画はまだデビュー間もない頃のものです。
TBSの番組のようですが、その番組のサブ司会者だったしばたはつみという方とデュエットしております。
ワタシ、この曲もしばたはつみさんという歌手もこの動画を見るまで知らなかったのですが、これがホンマにいいんですわ！
このデュエットが素晴らしいんで、他の「ブルー」の動画や原曲を聴いてみたのですが、動画のデュエットが良すぎて渡辺真知子ひとりが歌ってるものだと、なんか物足りなく感じてしまいます。
渡辺真知子 しばたはつみ ブルー
ちなみにしばたはつみさんは2010年に50代の若さで亡くなっておられます。
渡辺真知子は「迷い道」（1977）のデビュー以来、ずっと歌詞としては失恋を主体とした歌詞の内容としては暗い曲ばっかりだったのですが、シングル7曲目にして初の明るい曲がこの曲とのことです。
もうその曲名からして確実に売れそうな感じですなｗ
化粧品のCMに取り上げられたのは言うまでもありません。
この曲に関してはやはり若い透き通った声のほうがしっくりくるので、今の渡辺真知子よりも若い時のほうがいいです。
それにしてもこの人の名曲は暗い歌詞が多いにも関わらず、何故かそのキャラや歌唱力のせいか暗い歌に聴こえませんなｗ
