ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

ブログ開設からの10年を振り返る①~はじまりはライブドア

昨日でこのブログも開設から10年となりました。
まぁ飽き性のワタシがよくここまで続いたもんです。
他のサイトに移設したり削除や放置せんと10年以上も定期的に更新してるブログってのはホンマ一握りやと思います。交流していたブログの多くは消え去りました。

ということで、勝手ながらこのブログの10年を10本の記事でもって振り返りますw
10本も振り返るネタがあるか知りませんが、強引に10本書きます。

まずはブログというものを書き始めたきっかけからです。



このブログ、タイトルがRockなんとかふんとかとなってますが、もともと洋楽の記事を書こうとしてたのは大体想像がつくかと思います。
「II」となっていますが、当然「I」があったわけです。
「I」では昔の洋楽アルバムのレビューをライブドアブログで書いてました。

・・が、記事を苦労して書いたところでネットの知り合いが1~2人ほど閲覧してくれるくらいで他誰も来る気配がない。
同じ頃、ヤフーがブログサービスを新たに開始したので、試しに開設。
自分なりのカスタマイズが全くできないのが難点ではあるものの、とりあえずYブロの場合は記事をアップすると新着記事の一覧に載るので数人は来てもらえるし、偶にランダム記事に選ばれて数十人くることもあり、ライブドアよりまだ閲覧してもらえる要素があるってんで、こっちが主体になってしまった次第です。

とはいってもワタシが最初にブログの記事を書いたのはこれら「I」でも「II」でもありません。
ワタシのブログデビューは異例中の異例です。
なんせ、アカの他人所有のブログで書いた記事が最初でして、しかもそのアカの他人は当時知る人ぞ知る有名人でした。

そのブログ主はライブドア最高財務責任者CFO)で実質No.2の宮内亮治という方。
どういう経緯でその人のブログの記事を書くことになったのかというと・・

まずはライブドアの話から。

ライブドア(LD)は上場からITバブル崩壊を経て、その株価はドンドン下がっていったのですが、ある時期から反転しはじめます。
別に何かすごいサービスを開始したからとかそういう理由で上げたのではなく、当時としては前代未聞の株式の100分割とかをして、わずか1年ほどで10000分割を実施、分割により一時的に上げた株価を利用してM&Aを繰り返すなどして、LDの時価総額を上げていきました。
決算も悪い数字を出さないので、株価は安定的に上昇。

その安定に目が眩んで高値を掴んでしまったのがワタシです。
ワタシが何の気なしに自分の資金のほぼ全額をLDに投資してしまった直後、このLDの社長が「近鉄バファローズ買収」とかでマスコミに露出し始めました。
そう、堀江貴文です。

ワタシはその「近鉄」の報道でLDの代表がどんな人物かをはじめて知ったわけですが、彼の出たがりっぷりとその言動に全く好感が持てず、「えらいとこの株を買ってしまった」と酷く後悔したのですが、時既に遅し。
株価はドンドン下げていき、売るタイミングを逃します。

堀江氏のマスコミへの露出がひどいので彼の行動を改めてもらおうと、ワタシは彼のブログを監視しはじめます。そして事あるごとにコメントをしました。
時々、本人からレスがある場合もありますが、なんせ彼の信者のみならずアンチもめちゃ多かったので彼が記事を書く度にコメントは殺到。
ワタシがコメントを書いたところですぐ他に埋もれるばかりです。

そこでワタシが目をつけたのがLDのNo.2、つまり宮内氏のブログでした。
さすがにマスコミ出まくってる堀江氏と異なり、宮内氏の場合はそないに一般人にまで名を知られているわけでもないので、ブログもそないに荒れていないし、落ち着いたようす。
しかも、No.2なので彼に直接意見をいうことで何かしらLDが改善してくれるのでは??と淡い期待を抱いたわけです。

毎日彼のブログをチェックし、事あるごとに批判のコメントをしていたんですが、ある日事件が起こります。
それは「LDのニッポン放送株の大量取得」です。
彼らの目的はニッポン放送の傘下にある「フジテレビ」でした。
30歳前後の連中にも関わらず、ホントずる賢さは凄まじい物がありました。

そのままLDは裁判へ突入。ヘタなことが言えなくなるということで、宮内氏はブログの更新を中断、その代わりに自分のブログに普段からたむろしていた閲覧者たちに「ブログ更新の権限」を与えるわけです。
その数人のうちの一人がワタシ、そして今もブログで交流のある元ライブドア信者(w)たかぽんさんだったのでした。(HNが既に信者丸出しw)

権限を与えられた他のLD信者はやはり自分の崇拝するLDのNo.2のブログということもあってか物怖じしてるようで、全く更新の権限を活用せず。
しかしワタシは「これほどのチャンスはない」と連日ライブドアの批判の記事を更新するわけですw

宮内氏はこれを許容し、ワタシから権限を剥奪することなく傍観することに徹します。自分や自分の会社に対する批判を甘んじて受け入れることで、自分たちの懐の深さを誇示したかったのでしょうか。
彼の目的は知る由もないのですが、そんな彼の目的はどうでもいい。ワタシは言いたいことを与えられた絶好の場で言うだけです。
なんせ、ワタシの少額ながらも全財産がかかってますw

そして今からちょうど10年前の2015年4月13日、ライブドアの連中に改心してもらおうと徹夜で書いた記事の内容が下の転載記事です。

有名会社幹部のブログにクソ弱小株主が批判記事をアップするのはそれなりにプレッシャーはありました。なんせ大勢の閲覧者の殆どはLDを崇拝する信者ですw
それでも意外と信者の人たちも真摯的に閲覧してくれまして、誹謗中傷みたいなのは殆ど記憶にありません。彼らも株価が上がって欲しいという思いはワタシと一緒なので、それなりに受け入れてくれたのでしょうw

ただ、ワタシの助言を読んだくれたであろう宮内氏は非常に残念なことにこれから1年もしないうちに証券取引法違反の容疑で逮捕。
彼らに謙虚さがあれば、ライブドアは今も上場を維持し、そしてLINEを運営していたかもしれません。(LINEは元ライブドアの人たちが大きく関与している)

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