京都祇園の「事始め」・祇園甲部
京都の花街では12月13日は正月の準備を始める日とされてまして、芸舞妓さんが日頃お世話になってる芸事のお師匠さんやお茶屋さんを廻って「おめでとうさんどす」と新年のあいさつを交わします。
「事始め」ですわ。
これの撮影に初めて行ってきました。
(2014/12/13 10:37)
まずは祇園甲部です。
出遅れたせいか、既にまぁ結構な人だかりですわ。
警官も数人配置されて交通整理をするような状態。
なんせ、このカメラ持ったおっさんおばさんたちはマナーが悪いんで、舞妓さんの姿を見るやすぐに車道に出たり、交差点まで出てきたりでめちゃくちゃなんですなぁ。
警官が何度注意してもすぐに車道に出てきよります。
おかげでオッサンたちの汚いの姿に隠れて舞妓さんなんて撮れやしないw
(ワタシもつられて出てるかもしれませんがw)
皆さん、いい機材を持っておれますが、それにしてもおっさんばっかりですなぁ・・
おしろいを塗っておられる時と違って、この挨拶回りではみなさん薄化粧の素顔に近い状態なので、なんか写真を撮るのに抵抗がありますなぁ。
事始めは必ず各マスコミで取り上げられますが、その撮影場所ってのが決まって京舞井上流家元の稽古場です。(もちろん、マスコミしかはいれませんw)
その各紙の写真でよく使われていたのが上のお二人が井上さんに挨拶しているお姿でした。
片方の方が何故かおしろいを塗ってたからでしょうかねぇ。
仲がよろしい感じですなぁ。
さて、祇園甲部の事始めはだいたい10時半頃から始まり、11時半頃に終わるようです。(よく把握してないので、多少ずれてるかもしれません)
とはいえ、芸舞妓さんが各々挨拶に廻りはるので、「大勢のおっさんたちはここを撤退するタイミングをどうやって判断するんだ?」と思っていたんですが・・
警察の方が一力亭に入って店の方に確認して、「もうだいたいの方が挨拶に来られたようです。解散してください~」みたいな感じで我々にアナウンスしてくださいましたw
警官の方々、お疲れ様です!
芸舞妓さんの皆さんも挨拶回りに普通に歩いておられるだけで、いわばそのお姿からしてプライベートに近いもんですし、レンズを向けるのもちょっと気が引けることもあり、いまいちテンションも上がらん。
一番テンションを下げさす要因は一眼レフを持ってる連中の醜い姿ですw
ワシもこの連中と同類かと思うと・・
テンションが上がらんまま、次はワタシが好きな宮川町へ・・