ノーベル賞受賞者・中村修二という男が日本人から嫌われる理由
こないに同じ日本人(今は日本人じゃないみたいだがw)のノーベル賞受賞者で日本人から歓迎されない人間がかつていたでしょうかね?
そうとう昔からワタシはこの人物を嫌いだったんで、ついに受賞したときは本当にガックリでしたが、今回の受賞を機に世間もだんだんこのオッサンの酷さに気づき始めてるのが唯一の救いです。
それってのは、ワタシの身内が行ってた有名国立大大学院にこの男が講演に来たんですが、その講演の内容を身内から聞いて、「はぁ??なんじゃそいつは??」と唖然としたことが最初でした。
要は当時から自分の功績の自慢と自分がいた日亜化学の悪口のオンパレードの内容だったんですな。
それ以来、マスコミでこの男の名を見る度にイラッとしてた次第です。
まぁこの中村という男のそういう発言を聞いて、「小気味いい」とか「日本の企業は社員を社畜にしがちなので、武勇伝は痛快」と思うアホもおるでしょう。
まず、情弱な人たちに伝えたいのはこの男がやたら強調する「青色LEDに対する報酬がたったの2万円だった」という件。
これをやたらマスコミも繰り返し報道するが、日亜化学の言い分はご存知だろうか?
以下、小川社長の発言。
当社は中村氏にボーナスや昇給という形で報いてきたつもりです。
1989年から11年間の合計で,同世代の一般社員よりも6195万円ほど上乗せして支給しました。
45歳で中村氏が退職する際の給与所得は2000万円弱。決して少ない額ではないと思うのです。
中村氏は404特許の発明で得た報奨は,特許出願時と成立時の合計で2万円しかないなどと 言っているようですが,そんなことは決してありません。
当然ながら6000万でも中村氏の功績と社に与えた利益に比べたら少なすぎるという意見もあるでしょう。(ワシはそうは思わんが)
・・が、2万と6000万では3000倍も違う。話がフェアではない。
「6000万多めに給料をもらってきたが少ない」と中村氏は語るべきなのは言うまでもない。
中村というオッサンが優れた功績を残したのは誰しも認めるでしょうが、しかしちょっと話を整理しておきたい。
そして、その小さい会社が在職中に彼のアメリカ留学を認めたということ。
しかも彼の帰国後、青色LED開発という未知の分野に当時の社長が多額の研究費を彼に認めたこと。
日亜化学の多くの社員が彼の開発・研究をサポートしたこと。
しかし、アメリカ留学で論文の重要さを知った中村氏がドンドン自分の名義で論文を書き上げ、自分の功績にしたこと。
日亜化学時代の中村氏。
もちろん、日亜化学側にも非があったんでしょう。
しかしながら、感謝すべきことを感謝せずに我がの名誉やカネだけのために言動する彼の態度に「和」を重んじる日本人が違和感をもつのは至極真っ当なことです。
ノーベル賞受賞が決定してから、余裕の立場になったためか、オッサンは急に日亜化学に擦り寄ろうとしてるがあまりに遅すぎる。これまでさんざん罵倒されてきた日亜化学側はそっけない立場を貫いてるが当たり前ですわ。
これも我がの名誉のために態度を軟化してるだけで何もこれまでと変わっているとは思えない。
彼の発言を聞くと反吐が出る。
オッサンがせんでも、多少遅れたとはいえどこかが何かしらの量産化にこぎつけたであろうことは間違いないでしょう。
これが全てを物語ってますわ。
今日もニュースでノーベル賞の授賞式の話題がでると、チャンネルを変えるワタシなのであります。