ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

竹田城で転落事故・今年も雲海を撮影できず

ただでさえココ数年で観光客が激増している兵庫県和田山竹田城ですが、追い打ちをかけるようにとうとうグーグルのCMにまで出てきた。
全国放送のCMかどうかは知りませんが、ホンマこれ以上ここを有名にするのはやめていただきたいw


Google モバイル:さがそう。「冬のお出かけ」全国篇

どうにかして今年こそ雲海の撮影を・・と思案していたのですが、結局はいけずじまいでした。
あまりにハードルが高くなってしまいました。

そもそもまず雲海が必ず出ると予測して現地にいかなくてはならないわけですが、仮にその予想が当たったとしても私の場合は車がないので前日から電車で現地に乗り込み、現地をウロウロ深夜徘徊して時間をつぶしてから撮影に望むことになります。
ここまででも結構ハードなんですが、それに加え現在は観光客殺到による規制もかかってしまった!

もう平日以外の早朝は城がある山にすら規制のため勝手に登れません。車はもちろん、徒歩でもNGです。
雲海のシーズン中は自治体が出すシャトルバスに乗って登ることが必須となっています。これが午前4時からピストン輸送で運行する(無料)わけですが、殺到する観光客の数によってはいつこのバスに乗れるかもわからない。
報道では1時間以上待ったとかいう人も。

そして先月、とうとう転落事故で重傷を負った方も出る始末でこんなニュース聞いてると行く気も起こりませんw
自治体も竹田城で観光客を呼べるようこれまで模索してきたんでしょうが、ここまで急激に増えるとうれしい反面、地元のクレーム等の対応などホンマ大変そうですなぁ。
殺到する観光客のせいで城の擁壁も崩れたりしてる状態で、どっちかというと自治体にとってマイナスの要素が強くなってきてるような印象。

ということでワタシは4年前に撮った写真をしみじみ見ている次第ですw
雲海を諦めて普通の竹田城を撮るしかないのかもしれませんなぁ・・

イメージ 1
1/4000sec F3.5 ISO100 14mm (E-520 + Olympus 14-42mm Lens)

イメージ 2
(2009/10/31 06:56)

こんな4年前みたいにのんびりとした感じでの撮影は現状は無理で、恐らく狭いエリアにアマチュアカメラマンがひしめき合っているんではないかと。