「AKIRA」は2020年の東京オリンピック開催を予言していた！

2019年ネオ東京。

暴走族の鉄雄はバイク事故による手術後に超能力に目覚め、とてつもない力を持ち始める。

そして、同じような力を持つある少年の存在を知ることに。

その少年こそが1982年に自らの力で東京を壊滅させ、その力を封じ込めるべく軍によって東京の地下深くに冷凍封印されていた「アキラ」であった。

鉄雄は絶対零度で封印されていたアキラを軍施設から連れ出すことに成功する。

暴走族仲間だった金田は、巨大な力を持ったことで暴走する鉄雄を阻止すべく闘いを挑み、軍も交えた鉄雄からの「アキラ争奪戦」がはじまる・・・

と、文字に起こすと全くおもろなさそうなストーリーですが、こんなアホみたいなストーリーでも大友克洋の圧倒的な画筆力と構成のすごさで説得力をもたせ、読者を引き付けます。

アメリカをはじめ世界各国に日本の漫画の凄さを知らしめた「AKIRA」は約30年前に連載が始まったんですが、冒頭にあるように舞台は2019年。その次の年（つまり2020年）に東京でオリンピックが開催される設定になってまして、今ネットで話題になっております。

そういえば、関西ローカルの朝の情報番組「す・またん」で森アナウンサーが「2020年まで何もなければいいが・・」と言ってました。

アキラは2019年にも突発的な事件に巻き込まれることで力が暴走してしまい、再度東京を壊滅的な状況に陥らせます。

ここらへんの描写まで現実にならないことを祈るばかりです。